こんにちは、ざるたんですぞい。
モンスターハンターシリーズに出てくるモンスターはコンピューターに脳を支配されているので、行動がある程度パターン化されてるんだ。勿論「ゆらぎ」って呼ばれる不確定要素もあるんだけど、確実に決まってる行動もあるんだよね。
これを知ってると知らないとでは攻撃機会も全然変わってくるし、下手に受け身を取って受け身刈りされたりとかの危険な状況にもなりづらくなるんだ。
あと、モンスターの攻撃には多くても10種類位しかないことが多いから、それらの行動前・行動後の動きが解ってれば、被弾も減らせて手数も稼げるようになるんだ。
今回はそんなモンスターの確定行動と、攻撃行動ごとにパターン化してく方法を考えていってみる。
それではれっつごう。
モンスターの確定行動
多くのモンスターには一定の行動後に威嚇を挟んだり、一見連続した別の動作に見えるんだけど、実は一連のコンボだったりする行動があるんだ。
例えば、ラージャンを例に取って考えると、両手を振り回しながらホーミングして歩いてくる、通称デンプシーって呼ばれる攻撃の後や、拘束攻撃を空ぶった後には確定で威嚇行動を取るんだ。通称ウホウホタイム。
これが確定行動の例。当然、威嚇中には攻撃判定は無いので攻撃し放題になる。
同じく、ラージャンの空中でくるくる回りながら降ってくる攻撃の後は、確定で着地後に同じタゲに振り向いて拘束攻撃をしてくる。腕が赤い時は振り向いてからやっぱり同じタゲに確定で気光ビームを撃ってくる。
どっちもホーミングが強いから危険なんだけど、避けたり攻撃範囲外に逃れれば大きな攻撃のチャンスになるんだ。
これが一連のコンボの例。こっちはヌシ・ジンオウガとかみたいに複雑になってる場合もあるけど、基本的にはコンボ最終段の後には明確な隙が用意されてる。
他にもナルガクルガの連続飛び掛かり→威嚇とか、ティガレックスの2連続飛び掛かり→威嚇とか、リオレウスの空中直線薙ぎ払いブレス→着地して威嚇とか、ジンオウガは走り抜けてから振り向いて雷光虫をチャージするとか、知ってるとチャンスタイムが増えるんだよね。
これはほんの一例で、他のモンスターにもこんな感じで確定行動と明確な隙が用意されてるんだ。これらを「知ってる」のと「知らない」のでは、当然被弾率もこっちの手数も変わってくるんだ。とっても重要。
注意点は、閃光が効いてる状態のモンスターは確定行動を取らないことがある、ってこと。下手に閃光投げるよりも、確定威嚇中にこっちの大技を入れた方がダメージ効率が良いことも少なくないんだ。
確定行動の覚え方
身も蓋も無いんだけど、これは実際に見て覚えるしかないんだ。
攻撃に夢中になってると見落としがちなんだけど、どの攻撃の後にどんな攻撃が来たかって言うのを意識して見るようにしていくと自然と覚えられると思うんだよね。
全体的な傾向としては、連続行動の締めが大技なことが多いんだ。その後に威嚇が入る傾向にある。はじめは漠然とでも大技を躱したらチャンスが来る、位に思っておいてよいと思うんだ。
慣れないモンスターにはソロで出かけて、武器を出さないままで逃げ回ってみるのもよい練習になるんだ。攻撃範囲とか予備動作とかも覚えることが出来るからオススメ。
予備動作と攻撃後の余韻
モンスターの全ての攻撃には攻撃前の予備動作と攻撃後の余韻(?)があるんだ。
ライズのハンターには予知能力があるので、大技には「(上から来るぞ)気を付けろ!」的なことを予備動作中に言ってくれるんだけど、小技にも予備動作はあるんだ。大技はカメラが引いたりもするんだよね。
例えば、バサルモスのガス攻撃は、いかにもガスを出しそうな動きを見せるし、リオレイアのブレスは大きく息を吸い込むし、フルフルは下がりながら振り向いたら3Way電撃を飛ばしてくる。これが予備動作。
予備動作が見切れていれば、どんな攻撃が来るかわかるし、一足先に安全地帯に避難して攻撃したりも出来る。逆に予備動作が解らないと攻撃されてから対応することになるんだ。マルチプレイでは予備動作を普段見ることのない方向から見ることになったりするから見逃さないように要注意なんだ。
あと、予備動作は音にも表れるんだよね。攻撃動作前の鳴き声が攻撃モーションによって違うんだ。鳴き声と動作の組み合わせは固定だから、似たようなモーションは音で判断できると便利なんだ。
鳴き声の例だとバルファルクの羽根を一回転させる攻撃は、最初の突きの後の鳴き声が2回突き派生と回転攻撃で違う鳴き声だったりするんだ。
余談だけど、昔のテオ・テスカトルは怒り状態になったときにカウンター咆哮を放たずに、今向いてる方向に予備動作無しの突進を繰り出してて、これが即死級の威力だったんだ。頭を攻撃すると持っていかれる、とんでもないゲームだった。
話を戻してみて、ゴシャハギは怒り時の氷手コンボの締めは必ず右手で行って、その右手は地面に刺さって抜けなくなる。ナルガクルガの尻尾ビターン(2発目)も刺さって抜けなくなる。テオ・テスカトルが牙を鳴らして粉塵を爆破させたらそのあとに喉を鳴らす動作をする。
これが攻撃後の余韻に当たる動作。次の行動に移るまでは攻撃のチャンスになる。確定威嚇もこれの一種にあたるね。
この予備動作と余韻を覚えておけば被弾の減少と攻撃機会の増加に繋がるんだ。モンハンはアクション苦手でもなんとかなる知識重視のゲームなんだ。
予備動作・余韻の覚え方
残念ながら、見て覚えるしかないのは確定行動と一緒なんだ。
ゴリ押ししないで、しっかりと観察して覚えていこう。
予備動作の攻撃判定が出るまでの時間と、攻撃判定が消失してから次の行動に移るまでの時間を体感で覚えられるとベリーグッド。とても役に立つ。
反撃のパターン化
ここまででモンスターの次の動作とか、攻撃の切れ目がある程度解るようになってると思うので、ここからはそれらにどう対処してくかについて考えてく。
冒頭でも言ってるんだけど、モンスターの攻撃はそれぞれ10種類位しかないんだ。どれが来るかが事前にわかっていれば、10パターン位の反撃方法を考えておけば全行動に対して対応できるようになる。
例えば、リオレウスが注意喚起付の空中直線ブレスの準備に入ったら、向かって左方向に移動して攻撃範囲から脱出しながら、着地時に頭を狙って大技を入れるとか、腕の赤いラージャンが空中からクルクルしながら突っ込んできたら武器をしまいながら躱して、ブレスの隙に後ろに回って尻尾に攻撃する、とか。
当然自分の現在位置とか、周囲の地形とかにもよるから確実に同じパターンで反撃を入れることは現実的じゃないんだけど、「これが来たらこうする!」って言う基本の反撃方法を決めておくことで反撃が安定するんだ。
反撃をパターン化する方法
まず把握しておかないといけないのが、モンスターの予備動作なんだ。予備動作が把握出来てれば反撃の準備をする時間が出来る。
次にモンスターの攻撃範囲とか移動距離も把握しておきたいんだ。攻撃範囲はサイズによって変わってくるから大体でよいんだけど、要はいち早く安全地帯に移動することが重要。そして、行動終了後にモンスターがどの位置でどの方向を向いてストップするかの予測を立てるんだ。
最後に、モンスターが次の行動に移るまでの時間も把握しておく必要があるんだ。モンスターにどれだけの時間安全に攻撃出来るかを把握しておく。
これが定まってれば、モンスターの予備動作を見てどこに移動して、どんな反撃をするかが決められるようになるんだ。後は繰り返しながら「あと一発入れられたな」とか「尻尾狙うならこの辺だな」とかの修正をして精度を上げていくだけなんだ。簡単でしょ。
ダウン中の行動も準備しておく
ここまではモンスター主導で考えてきたけど、モンスターがダウンしてる最大のチャンスタイムの行動も準備しておくと効率的にダメージが入れられるんだ。
どの部位のひるみで大ダウンするかとか、モンスターがダウンから復帰する時間とか、起き上がってから次の行動に移るまでの時間とかを抑えておくとよいよね。
あとは、ちょっと難しいんだけど、ダウンする前にダウンすることが解ってればもっと効率的に攻撃出来るんだ。
これがやりやすいのが一撃が重い大剣とか、スタンで拘束できる打撃武器・徹甲ガンナー、100%発動の麻痺で拘束出来る麻痺ガンナーとかなんだよね。出合頭に頭に滅・昇竜撃を入れられる片手剣も初回ダウンのタイミングは計れるね。
マルチプレイなら、全員が攻撃しやすいタイミングでダウンを取れるようになると安全に効率よく進められるから、余裕があるなら意識してプレイするとよいよ。
モンスターの行動を誘発する
ここまでに紹介したことが出来れば大分いい感じにはなってると思うんだよね。
ちょっと本題とはそれるけど、ここからは一歩進んだ方法として、モンスターの特定の行動を誘発する方法について考えてく。
例えば、アオアシラの後ろに回り続けると、高確率でヒップアタックを仕掛けてくると思うんだ。ヒップアタックを躱せば頭の位置が下がった状態で隙を晒すから攻撃チャンスになるよね。
他にも砂原の角とか牙が刺さる蟻塚みたいなのを背にして戦えば、ティガレックスとかディアブロスが突進して勝手に刺さってる間は攻撃チャンスになるよね。
なかなか思うようには誘発出来ないんだけど、モンスターとの距離や向きを調整することでモンスターの行動をある程度コントロールすることが可能なんだ。
例えば、距離を開けてると突進を誘発しやすくなったりする。遠距離射撃ガンナーが居る時にモンスターがシャトルラン状態になるのはこれが原因なんだよね。良くも悪くもこっちの位置でモンスターの行動は変わるんだ。
最後に
今回はモンスターの確定行動や予備動作なんかについて書いて行ってみたんだ。
慣れないうちは予備動作を見てる余裕がないかも知れないけど、上級者は予備動作をみて、あらかじめ用意したパターンから反撃を選んでるんだ。初心者と上級者の違いは、装備の違いとかアクションゲームの上手さだけじゃないんだよね。
モンハンに限ったことじゃないんだけど、基本的にゲーム慣れしてる人って言うのはパターン化をするのが上手いんだ。これが来たらこうする、って決めてある。出来るだけ想定外の動きをしないんだ。その上でとっさのアドリブが出来るんだよね。
意識して観察するだけで、被弾も減るし手数も増えるからたまにはゆっくりモンスター観察するとよいよ。クマがサカナ取ってたり、ハチミツ奪いに来るのも見れるし。
そんな感じ。