こんにちはざるたんですよ。
ざるたんはコーエーテクモの歴史ゲームが大好きなんだ。三国志シリーズとか信長の野望シリーズとか大好き。まあ、同社の競馬ゲームも大好きなんだけどね。
三国志や信長の野望シリーズは、基本的に国の意思決定をする立場から、他国に攻め入ったりして、自分の勢力で全部の国を制圧したりするのが目的になってくるんだけど、個人に焦点があんまり当たってないんだ。
例えば、寿命が来てしまっても後継者を決めてプレイを継続出来たりするし、一人の人物になり切ってプレイするにはあんまり向いてないんだ。
コーエーテクモの歴史作品群には太閤立志伝ってシリーズがあるんだ。無印~Vまでの5作品がリリースされてるんだけど、ざるたんはこのシリーズが大好きなんだ。
今回は大好きな太閤立志伝シリーズから、Vのリマスター作品「太閤立志伝V DX」が発表されたから紹介していこうと思うんだ。
れっつご。
太閤立志伝シリーズ
太閤立志伝はコーエー(現・コーエーテクモゲームス)からリリースされてる、歴史SLGシリーズなんだ。
太閤って位だから主人公は秀吉さん。木下藤吉郎から羽柴秀吉に名前が変わったり、足軽から仕事をこなして城主になったりしながら進めていくんだ。米を売ったり、馬を買ったり、城を直したり、開墾したり、妨害工作をしたり、って感じに色んな仕事をこなしながら出世してくのが目的のシリーズ。
ジャンルとしてはリコエイションゲームって言うオリジナルジャンルに相当するみたい。このジャンルでは他に大航海時代シリーズもあって、そっちもハマると時間が溶ける系のゲームなんだ。
太閤立志伝V
太閤立志伝Vでは、プレイアブルプレイヤーは札って形で増えていくんだ。武将と仲良くなったら、その武将の主人公札を貰えて、主人公札を持ってる武将でプレイ開始出来るんだ。
ちなみに、この記事の画像はTop以外全部PS2版Vのキャプチャーなんだ。4:3のアスペクト比に懐かしさを覚えるね。実機のドライブがお亡くなりになったから、PCSX2を使ってて、描画が崩れてる部分もあるけど、ご容赦願いたいんだ。
職業は勢力系って言われる、武士・商人・海賊・忍者と、求道系って言われてる、剣豪・茶人・医師・鍛冶屋の合計8つがあるんだ。
勢力系は字の通り、勢力に所属するから、2つ以上の職に同時に付くことは出来ないんだ。けど、勢力系1つと求道系1つを組み合わせて、上司の業務指示の合間に求道系を副業みたいにやってくことが出来るんだ。
秀吉さんみたいな武士は色んな人と関わるから、副業で求道系の茶人を組み合わせると、色んな人と仲良くなれて主人公札を集めやすいんだ。
プレイ目的
プレイの目的は勢力系の場合と求道系の場合で違うんだけど、基本的には勢力系は天下統一勢力側になることで、求道系は道を極めることなんだ。
求道系は明確なエンディングが無いんだ。剣豪が天覧試合で優勝したり、茶人が大茶会を開いたり、医師が完璧な治療を繰り返して村を救ったり、鍛冶屋が最高級の刀を作成してもとくになにも起こらないんだ。
ここからは各勢力系のエンディング条件みたいのを確認してく。
武士プレイ
一番メジャーな遊び方。主人公の秀吉さんも武士に含まれるし、戦国無双に出てくるような武将はほぼ全部ここに含まれるんだ。
戦争が得意な武将タイプとか、内政とか外交が得意な政治家タイプとか色んな人がいるんだけど、主命っていう上司からの業務指示を選べるときは、自分が得意なジャンルを選んだ方がいい成果が出やすいんだ。
いい成果が出せれば早く出世できる。出世出来れば歴史イベントが発生したり、城を任せて貰えたり、給料が良くなったり、って色んなメリットがあるんだ。
プレイに慣れると、あり得ない位高速で出世してくから、歴史イベントで配下に加わる武将が3歳とかとんでもないことになる。配下を駆使して最強の軍隊を作り上げて、敵対勢力の城をバカスカ落としていくのが楽しいんだ。
武士プレイでは、武力での天下統一か、支配力を高めて最高の官位を得るとエンディングになるんだ。支配力を高めるためには領土を拡大しなきゃいけないから、近隣勢力からどんどん攻め滅ぼすことの繰り返しになりがち。弱小大名で遊んだり、有力大名の配下になって城主になるまでが楽しいんだ。
主人公札が最も集めやすいのがこの武士プレイ。ゲームには武士が一番多く出てくるから。
商人プレイ
はじめに選択できる商人は納屋助左衛門→呂宋助左衛門なんだ。呂宋はルソンって読む。当て字。でも実在の人物で、安土桃山時代にルソン島で貿易をして大成功した人なんだ。
商人プレイでの目的は、日本最大の商人になることなんだ。具体的には、天下統一勢力の御用商人になるか、全商業圏で商人司になることなんだ。商人司(あきんどつかさ)になるには、各商業圏で一番大きな勢力の武家から任命される必要があるんだ。
正直、最大勢力がコロコロ変わる地方もあったり、社長が独立させてくれなかったり、運の要素がとっても大きいんだけど、変わったプレイをしたいならとっても楽しいんだ。
忍者プレイ
忍者プレイは里の頭領からの命令をこなしていって、偉くなったり、里を乗っ取って頭になって、全国の忍者の里を全部支配下に置いたり、支持大名家が天下統一することが目的なんだ。
初期からプレイ出来る主人公は、服部半蔵さん。武士から忍者になるところから始まるんだ。
武士と違って、業務指示は会議じゃなくて直接頭から呼び出されるんだ。命令されるものには、城に放火したり、石垣を崩したり、誰かを襲撃したり、っていう感じのものが多いんだよね。これで勝手に悪名ってステータスが上がって、正義の味方に付け狙われたりすることもあるんだ。
忍者主人公は基本的に個人戦がそれなりに強いから、問題ないんだけど、それでも盗みに入った剣豪に斬りかかられたりするとかなり厳しい。
他の勢力系と違って、忍者は簡単にはやめられないのもポイントなんだ。里を抜けると抜け忍狩りに襲われるんだよね。戦闘力が高めの忍者に100回襲われるまでは、ロクに外も歩けないからとっても大変。
海賊プレイ
海賊プレイの初期主人公は九鬼嘉隆さん。鉄甲船の人。
目的は、全海賊砦を支配下に置くか、支持大名家の天下統一って感じ。
海賊プレイは攻め込む戦力と、攻め込まれる砦の戦力に差がありすぎて、なかなか進行出来ないんだ。だから、イベントが多い九鬼嘉隆さん以外でエンディングを目指すのはかなり大変なんだ。
頭領になるためには、乗っ取りを行う必要があるんだけど、乗っ取りをするためには能力値が現頭領よりも高くないといけないんだ。船は建築技術を使って作るから、ガチガチの武将タイプよりも築城が上手い主人公の方が楽だったりするんだ。
DX版での追加要素
すでにPSPにも移植されたんだけど、そっちは簡単に言うとベタ移植だったんだ。そこから長い月日が流れてSwitch・Steamに移植されるDXにはいろいろな追加要素が用意されてるんだ。
新武将100人追加
PS2版ではプレイアブルキャラクターは860人だったんだ。これに技能とか色んな札を合わせて1200枚の札があったんだ。
DX版では100人増えて960人になってる。どんな主人公が追加されるかはわからないんだけど、武士以外のプレイでももっと多くの人物が絡んだら面白くなると思うんだ。
イベント追加
太閤立志伝Vでは有名武将を主人公にしてると、節目節目で歴史イベントが発生するんだ。例えば、秀吉さんでプレイすると、前半に桶狭間の戦い→墨俣築城→竹中半兵衛調略、って感じで周囲の脅威が勝手につぶれてくれるし、有能な配下も加わるし、って感じで大分有利になるんだ。
DX版ではこの歴史イベントも追加されるみたいなんだよね。これも海賊・忍者あたりの勢力に追加されれば、攻略が楽になったり、新しい楽しみ方を見つけられると思うんだ。
新機能追加
詳細はまだ明らかになってないけど、なんらかの新機能も実装されるっぽいんだ。どんなことが出来るようになるのか、とかは更新していく予定なんだ。
イベント編集機能
歴史イベントの編集も出来るようになるんだ。これはWindows版限定の機能っぽい。
信長の野望シリーズとか三国志シリーズで言うパワーアップキットの内容って考えればいいのかな。
楽しいポイント
ここからは、PS2版・PSP版を狂ったようにプレイし続けたざるたんが、太閤立志伝Vの楽しみ方を解説してくんだ。
札集めが楽しい!
基本的に本筋に沿って進めてくだけでも楽しいんだけど、中でも札集めがとっても楽しいんだ。
剣豪じゃないと集められない必殺技札とか、全部の忍者の里の限定技を集めないと手に入らない札とか、全1200枚位ある札を片っ端から集めてく。
武士の主人公札は武士同士じゃないと貰えなかったり、親密度を上げるだけじゃなくて、クイズで正解しないと貰えなかったり、個人戦で勝たないと貰えなかったり、とか色んなパターンがあるんだ。
そして、通常の方法じゃなくて、歴史イベントを起こさないと貰えない人物札も存在するんだよね。つまり、色んな主人公で初めて、歴史イベントを見て、イベント限定札を集めていくんだ。これがとっても楽しい。
札の枚数が増えるごとに開始年が違うシナリオもプレイ出来るようになるから、色んな年代の人物札を集めて回るんだ。最終的には能力エディットとかも出来るようになるよ。
ミニゲームが楽しい!
主命とか自己鍛錬では、色んなミニゲームをプレイすることになるんだ。
例えば、茶道の能力を上げる時には、茶器の色と形を覚えて答えるミニゲームをプレイするし、弓の技能を上げたければ、矢を的に当てるゲームをプレイするんだ。
ミニゲームのスコアが良ければ、能力値以上の成果が出せるんだけど、いくつかのミニゲームは奥が深くて結構楽しいんだ。反射神経勝負だったり、脳トレ系だったりいろんなのがあるんだ。
主命でいい結果を出すためにもミニゲームを上手くこなす必要があるから、やってる内に自然と慣れてくんだけど、パーフェクトが取れるようになると楽しい。
歴史をめちゃくちゃにするのが楽しい!
初期主人公でイベントが一番多いのは木下藤吉郎さんなんだ。木下藤吉郎→木下秀吉→羽柴秀吉って感じに名前が変わってくから出世してることを実感できるし、イベントも多くて楽しいんだ。
でも、慣れてくると、通常では考えられない速度で出世が出来るから、あっという間に城主になったり、その時にイベントで配下になる加藤清正とか福島正則とかが3歳とかになっちゃうことがあるんだ。でも髭面出し、普通にしゃべるし戦争もする。
そのまま歴史イベントを進めてくと、かなり若くして寿命が尽きちゃう信玄さんとか歴史がめっちゃくちゃになって、それはそれで楽しいんだ。
当然弱小大名でプレイして天下統一したり、足利将軍家を復興させたり、信長さんで大名になるまでに家出して忍者とかお医者さんになったり、って感じのプレイも楽しい。
太閤立志伝V DXのバージョン
そんな楽しさ満載の太閤立志伝V DXはSwitchとSteamのマルチプラットフォームで2022年5月19日にリリースされるんだ。
ゲーム本編だけじゃなくて、特典付きのエディションもあるから、ここからはそれを確認してく。
Switch通常版
まずは恐らくもっとも中心になるSwitchの通常版なんだ。
当たり前だけど、ゲーム本編のみが含まれるんだ。2022年6月2日までの間はeショップでねこ武将モードがDL出来るみたいだよ。かわいい。
通常版はeショップでダウンロード販売もされるからダウンロード派はmicroSDカードに容量を準備しておくのがよいよ。必要な容量は3.3GBだってさ。
Switch 30周年記念 TREASURE BOX
TREASURE BOXにはSwitchのゲーム本編に加えて、電子書籍の「太閤立志伝Ⅴ マニアックス」・太閤立志伝シリーズ30周年記念メモリアルブック・太閤立志伝シリーズ歴代楽曲集(CD5枚組)が付属するんだ。ざるたんはこのセットが一押しなんだ。
正直シリーズファン以外にはなんのこっちゃだと思うんだけど、太閤立志伝Vマニアックスは、細かい情報とか攻略情報がびっしり乗ってる公式攻略本だから、持ってて損は絶対にないし、音楽がとってもいいシリーズだから、サントラも付いてくるなんてとってもお得なんだ。
ざるたんも太閤立志伝Vマニアックスはリアル書籍で持ってたんだけど、引っ越しやらなんやらのタイミングで処分しちゃったんだよね。読み応えあって、ゲームやってないときでも読んでたりしたなぁ、って思いだしてたんだ。
Switch GAMECITY限定セット
コーエーテクモのショッピングサイト=GAMECITY限定セットのTREASURE BOXには通常のTREASURE BOXに加えて、オリジナル卓上屏風(約300mm*900mm)とロゴ入りチタン製ぐい呑み(金・銀2種セット)が付いてくるんだ。
チタン製のぐい飲みとかオリジナル卓上屏風が付いてくるからお値段も相応にお高くなってるんだけど、シリーズファンなら欲しくなってしまうんだよね。
Steam通常版
ゲーム本編のみの通常版はこれなんだ。
パッケージ版にはSteamCDキーのコードが入ってて、自分のSteamアカウントで有効化してインストールする方法になるんだ。DVDは付いてこないから焦っちゃダメなんだ。
当然Steamストアでもダウンロード出来るし、Switch版同様に2022年6月2日まではねこ武将モードもダウンロード出来るんだ。
Steam 30周年記念 TREASURE BOX
特典内容はSwitch版と同じで、電子書籍の「太閤立志伝Ⅴ マニアックス」・太閤立志伝シリーズ30周年記念メモリアルブック・太閤立志伝シリーズ歴代楽曲集(CD5枚組)の3点セットなんだ。PCゲーマーにはこれがオススメなんだ。ざるたんも予約してるよ。
Steamストアでも30周年記念TREASURE BOX デジタル版が購入できるんだけど、こっちはサントラがCD音質じゃなくて圧縮音源のmp3になってるから、ディスクドライブが手元にない、とかの場合を除いてはオススメしないんだ。
外付けドライブも安価なものもあるから、こういう時のために持っておいた方がよいよ。
Steam GAMECITY限定セット
Steam版にもSwitch GAMECITY限定セットは存在するんだ。特典内容もSwitch版と一緒なんだ。
最後に
シリーズ最高傑作のリバイバルだし、ベタ移植じゃなくて新要素も追加されてる太閤立志伝V DXはざるたんの絶対プレイするゲームリストに既に入ってるんだ。
ざるたんはシリーズファンだしじっくりプレイしたいから、Steam版TREASURE BOXを予約してるよ。Amazonで予約すると発売日に届けてくれるんだ。楽しみ過ぎる。
シリーズ未経験の人もきっと楽しめると思うから、SwitchやSteamで遊んでみて欲しいんだ。きっと楽しめると思うんだ。
実は、ざるたんにはひそかな期待があって、もし太閤立志伝V DXのセールスが好調だったら、幻だった太閤立志伝VIがリリースされるんじゃないかな、とか妄想してるんだ。だから、一人でも多くの人に知って欲しいし、実際にプレイして楽しんで欲しくてこんな記事を書いてみたんだ。よろしくお願いしますよ。
そんな感じ。