こんにちは、Ver.12装備を組み切るために、日々錬成と錬金に精を出しているざるたんですよい。後Lv.2スロ1個分の壁があまりに分厚い・・・。
モンハン装備では、快適性に加えて、火力を出せる装備って言うのが重要なんだ。プレイスタイルによっては火力を優先することも多いんだけど、ざるたんは両立派なんだよね。
そうなると、攻撃7見切り7弱特3超会心3と快適系スキルの両立が難しいから、攻撃を4で妥協したり、見切りもある程度までで止めたり、って感じの取捨選択が必要になるんだ。
防具の傀異錬成においても攻撃や会心系のスキルは偉いから、対価として不要なスキルを生贄にしないと引けなかったりするし、そもそもかなりの低確率になってるんだ。
今回は、火力スキルの中でも会心率に注目していくんだ。
前置きはさておき、さっそくれっつご。
会心率とは
会心率って言うのは、攻撃が会心になる確率なんだ。0%なら絶対に会心にならないし、100%以上なら必ず会心になる。当たり前。
出来るだけ高い方が狩りを有利に進められる火力スキルの代表格なんだ。
会心発生時のダメージ
会心発動時には物理ダメージが1.25倍になるんだ。ここに超会心スキルが乗ると0.05倍刻みで最大1.4倍にまで跳ね上がるんだ。
詳しい計算は置いておくけど、超会心3の時には超会心無しのときの1.12倍の物理ダメージ期待値になるんだ。↓に会心率毎10%刻みの物理ダメージ期待値の比をを表にしてく。0%の時を100としてくんだ。
おまけとして会心撃【属性】Lv.3発動時の属性ダメージ倍率も載せておくんだ。
会心率 | 超会心無し | 超会心Lv.3 | 会心撃【属性】Lv.3 |
-30% | 0.925 | 0.925 | 100 |
-20% | 0.95 | 0.95 | 100 |
-10% | 0.975 | 0.975 | 100 |
0% | 100 | 100 | 100 |
10% | 102.5 | 104 | 101.5 |
20% | 105 | 108 | 103 |
30% | 107.5 | 112 | 104.5 |
40% | 110 | 116 | 106 |
50% | 112.5 | 120 | 107.5 |
60% | 115 | 124 | 109 |
70% | 117.5 | 128 | 110.5 |
80% | 120 | 132 | 112 |
90% | 122.5 | 136 | 113.5 |
100% | 125 | 140 | 115 |
するとこんな感じになるんだ。目安としては弱点特効Lv.3で付与出来る50%あたりの数値かな。超会心無しだと112.5、超会心Lv.3だと120になってる。
特殊な発動条件によらず会心さえ発生すれば常時ダメージを1.12倍にもするスキルなんて他には弾強化とか速射強化位しかないから、超会心3はかなり発動優先度の高い火力スキル、って言えるんだ。
弱点特効Lv.3も弱点さえ殴ってれば50%も会心率を上げられるから、セットで使うのが良いよね。後ろ脚には乗らないことが多いから頭を殴り続けるPSは必要になるけども・・・。
会心発生時の属性ダメージ
対して、会心撃【属性】のよる属性ダメージは100%会心時でも通常時の1.15倍にしかならないんだ。
↑以前の記事で属性ダメージについて検証・計算してるんだけど、全てを属性に振り切った属性特化双剣装備でのダメージでも属性ダメージの比率は45%程度なんだ。モーション値が高い攻撃ならもっと小さい比率になる。一応伏魔響命と狂竜症【蝕】を加えると50%越えまで持っていけるけど、現実的じゃないのかな、って思う。
って考えると、会心率は主に物理ダメージを上げるために高めるもので、会心撃【属性】を持ってしてもダメージの過半数が属性ダメージ、とはならないんだ。
だって、会心発動時には物理が最低でも1.25倍になるのに対して属性は最大でも1.15倍だからね。
会心率の高め方
ここまでで、会心がどれだけ火力に貢献する要素か、って言うのはなんとなく伝わったと思うんだけど、肝心なのはどうやって会心発生率を高めるか、ってところなんだ。
せっかく超会心3を付けても会心率が0%以下だったら全くの死にスキルになっちゃうから、高会心率を目指していきたいところなんだ。
スキル
一番メジャーな会心率の高め方はスキルなんだ。代表的なスキル達を紹介してく。
会心率を高める代表的なスキルは見切りで、Lv.7時には会心率が40%の上がるんだ。超会心3と組み合わせると物理ダメージが1.16倍、って考えると大きいよね。
弱点特効もLv.2スロ3つ分のスキル負荷で弱点攻撃時に会心率を50%も高められる強スキルなんだ。ここで言う弱点って言うのは武器種に対応する物理肉質が45以上の部位のことを指すんだ。ダメージがオレンジ色で表示されてても肉質が45以上じゃないと発動してないよ。
見切りLv.7+弱点特効Lv.3+超会心Lv.3
会心欲張りセット、って感じなのがこの組み合わせなんだ。弱点攻撃時には90%の会心率を誇って、物理ダメージ期待値は実に1.36倍になるんだ。
攻撃力が350の武器に攻撃7を積んだ時の攻撃力期待値は395で約1.13倍だから、組み合わせにもよるけど、火力スキルの組み合わせとしては超優秀になってくるんだ。
逆に弱点を狙えない状況では会心率は40%にしかならないから、前述の通り、弱点を常に狙い続けるプレイヤースキルは必要になるんだ。
渾身・力の解放・挑戦者
見切りと弱点特効で90%位まで会心率を高めたらやっぱり残りの10%が気になってくるんだ。90%会心だと考え方によっては10%の確率でマイナス会心が発生してる感覚になるんだよね・・・。
その残り10%分位を補助スキル的に上げてくれるのがこの渾身・力の解放・挑戦者のスキル達なんだ。
ただ、これらのスキル達は発動条件があって、クエスト中常時発動するわけじゃないんだ。
渾身は、スタミナの最大値を保ってると発動する。Lv.1で10%会心率が上がるんだ。武器種によっては攻撃やコンボにスタミナを全く使わなかったりするから、回避直後以外は常に発動させられたりもするんだ。位置取り回避を徹底した立ち回りをするライトボウガンとかだと、攻撃時にはほとんど常時発動になるんじゃないかな。
力の解放は効果が大きいんだけど、発動条件は一定時間モンスターと戦うか、言ってダメージを受けるか、って感じで安定しない。
挑戦者は対峙したモンスターが怒り状態に移行すると発動する。煽衛と合わせて使うと良い感じなんじゃないかな。煽衛の発動を目指すと勝手についてくるしね。
狂竜症【蝕】
Lv.1発動時には狂竜症克服時に20%会心率が上がる効果があるんだ。スキル無し時にも克服時には15%会心率が上がるんだけど、シャガル・マガラとゴア・マガラ以外の相手には期待できないんだよね。
狂竜症【蝕】を発動させてると、狂竜症状態で物理・属性に補正を受けて、克服時には会心率に補正を受けることが出来るんだ。だから、元の会心率が80%なら克服時の恩恵も最大限享受できる、って感じなんだ。
逆に元が90%だと克服時に110%になっちゃって、10%分損をしちゃうんだ。見切りを1段落としてその分他のスキルに切り替えたり、って工夫をするとよいかもね。
強化咆哮の技
強化咆哮の技はハンターさんの技じゃないんだ。ハンターさんは咆えない。咆えるのはガルクじゃなくて、アイルーさんの方で、咆えるネコが居る世界線なんだ。
ファイトオトモの固有サポート行動で最初から使ってくれる強化咆哮の技では、発動後150秒間会心率が30%上昇するんだ。ついでに耳栓も付いてくる。マタタビを使えば基本的に効果時間中に全部のサポート行動を取るから、妨害されたりしなければまず1エリア目で発動出来るんだ。
クールタイムがあるから連発はしてくれないんだけど、効果時間が長いからクエスト中の半分近い時間を会心30%上昇で過ごせるんだ。ファイトアイルーさんが人気なのはこの技があるからなんだよね。
武器の会心
ナルガ原種武器とかミツネ武器とかマガラ武器とかナス・茶ナス武器とか銀レウス武器辺りの武器にはほぼ全武器共通で武器自体に会心率が設定されてるんだ。
小さいのだと10%程度で、大きいのだと45%なんて会心率を誇る武器もある。
ただ、会心率が載ってる武器の特徴として、元の攻撃力が低いことも上げられるんだ。見切りと弱点特効で会心率を稼ぎやすい上に、攻撃スキルも盛りやすい環境になったサンブレイクでは、この攻撃力の低さがネックで、物理火力の頭打ちが早いんだよね。
武器の傀異錬成
武器の傀異錬成で会心率上昇をさせることも出来るんだ。Ver.12現在では最大でも5%しか上がらないんだけど、今後のアップデートで10%まで行けるようになるんじゃないかな。
そうなるとかなり大きいんだ。
狩猟笛の旋律
狩猟笛の旋律の中で、会心率UPと攻撃力&会心率UPには20%の会心率上昇効果があるんだ。
後で解説するけど、笛自体は会心率の恩恵をあんまり受けられないんだけど、マルチでは他のメンバーの会心率も20%上げられるし、60秒間の間に再度吹きなおせば効果時間を上書きできるから、クエスト中は常時会心率+20%状態を保つのが難しくないんだ。
寒冷群島のイカ墨
寒冷群島を周遊してるイカ=シラヌイカの中でも赤シラヌイカと金シラヌイカの墨には会心率の上昇効果があるんだ。その上昇量は最大で脅威の50%なんだ。効果は最後の上昇から60秒間続く。
ただ、フィールドに何色のイカが配置されるか、どのエリアに居るかとか不確定要素が多いから、戦術として組み込むのは難しいんだ。
ライズ本編時代には緑シラヌイカに龍気活性を潰されたりしてたよね。既に懐かしいよ。
100%会心の目指し方
それじゃ、ここからは本題の100%会心の目指し方について解説してくんだ。
↑の画像はざるたんの100%会心煽りランス装備なんだ。武器はここには出てないけど、茶ナス武器のカクトスベギールデを装備してるよ。防具は上からカイザー・メルゼ・ミツネ希・ミツネ希・ミツネ希を使ってる。
武器会心15%+弱点特効50%+見切り20%+挑戦者15%=100%って感じなんだ。怒り中に弱点を殴った時だけ100%になる。
非怒り時には弱点85%になるんだけど、煽衛を付けて出来るだけモンスターを怒らせ続ける構成なんだ。一応属性武器らしく属性ダメージも稼ぎやすくなってるし、見切りを4で止めれる分で気休め程度の会心撃【属性】も載せてる。気休めに。
斬れ味ケアには達人芸を使ってるんだけど、素の紫だと手数の多いランスでは1エリア全然持たないから、匠Lv.3で伸ばしてる感じなんだ。若干勿体ないけどね。
挑戦者のために煽衛もLv.2まで発動してるんだけど、怒り移行咆哮時には楽にフレーム回避が狙えるようになるし、これまた気休め程度の巧撃Lv.1も発動出来る。総じて使ってて楽しい装備になってるんだ。
これが装備だけで100%会心を目指す方法なんだ。弱点特効と見切り+武器会心で会心率を高めて、補助スキルでもう一押し、って感じ。スタミナを消費しない武器種なら渾身を合わせたりするのも良いよね。
スキル以外の要素も考慮する
スキル以外の要素も考慮すると、スキル込みの会心率はもっと低い状態にしても100%会心を目指すことが出来るんだ。
結構見かけるし、たまにざるたんも使うのが狂竜症【蝕】採用の弓装備。
弱点特効の50%と狂竜症克服時の20%にファイトアイルーの強化咆哮の技で30%を合わせて100%に持っていくんだ。この時ステータス表示上は会心率=0%になるけど、実戦では状況次第で100%になる。
見切りスキルを抑えた分で攻撃とか、その他の火力系スキルを盛れるから、噛み合ったときにはとっても強いんだ。
弱特3+見切り4+攻撃7と弱特3+見切り7+攻撃4では普段は後者の方が期待値が高いんだけど、強化咆哮があれば逆転できるんだ。後者は素の状態で弱点攻撃時に90%会心だから、強化咆哮の技を活かしきれないんだよね。
100%会心を目指すメリット
そいじゃこっからは、100%会心を目指すことのメリットを紹介してくんだ。
基本的に、マスターランク帯では会心率が100%になることが最大の与ダメ期待値上昇になるんだ。弾強化とかの壊れたスキルは除くけどね。100%超会心が最大のダメージ上昇コンビって考えて、そこに何を足すか、って考え方をすると有効な構成が見えてくるんだよね。
物理ダメージを主体とする武器種なら、まずは100%超会心を目指すのが火力を最大化するためには無駄がない、って言うのは覚えておくんだ。後で攻撃スキルとの比較なんかもしていくよ。
100%会心は物理ダメージ期待値が高くなることが最大のメリットなんだけど、それ以外にもメリットがいくつかあるから併せて紹介してくんだ。
達人芸との相性がよい
さっきから積んでる前提で話を進めてる超会心3を代表として会心発生が効果に関わって来るスキルとの相性が良くなるんだ。超会心以外だと、達人芸が上げられるかな。
達人芸3は会心発生時に80%の確率で斬れ味消費を軽減(元が1なら消費無し)するんだ。100%会心なら80%の確率で発動して、その時の斬れ味ゲージは約5倍程度の長さってカウント出来る。
会心率を弱点特効に頼ることになると、特にマルチでは安定しないけど、業物3を超える斬れ味期待値を実現できるんだよね。
ちなみに、達人芸3の効果が業物3を上回る会心率は62.5%なんだ。弱特込みの100%会心だと、4発に1発弱点を殴れれば業物を上回るんだ。
ファイト猫さんとか狂竜症【蝕】、挑戦者とか見たいに効果のタイミングをコントロール出来ない要素を頼りにしてる場合には、達人芸の効果も安定しなくなっちゃうから注意なんだ。
ダメージが安定する
例えば80%会心時には5発中4発位が会心攻撃になりそうな感じになる。3発のこともあれば、5発全部が会心になることもあるし、ヒキ次第では1発も会心にならないこともあるんだ。
これが特に気になるのが1撃が大きい武器種なんだ。
大剣を例に考えると、タックル→真・溜め斬りコンボの、タックルと真溜め1段目には会心が乗ったのに、肝心の最終段が非会心だったらとっても悲しいよね。睡眠時とかだったら泣きたくなる。
実戦での会心は、試行回数が多いほど設定された確率に近付くから、一撃が小さくて手数が多い武器種ではそんなに気にならないんだけど、必殺技が非会心だと悲しくなっちゃうんだ。
100%会心なら確実に会心が出るから、そんな悲しみにさよならなんだ。
攻撃スキルの効果を底上げ出来る
攻撃スキルは武器の攻撃力を上昇させるんだ。そして、会心は物理ダメージを倍率上昇させる。つまり、元の攻撃力が大きければ会心時のダメージも大きくなるんだ。
見切り7は単体では攻撃7に期待値では勝てないんだけど、ここに超会心3が乗れば逆転できる。さらに、弱特3とかも乗ると差は広がるんだ。
攻7+見7+弱3+超3 | 攻7+弱3+超3 | 見7+弱3+超3 |
1.496a+13.6 | 1.32a+12 | 1.36a |
武器攻撃力をaとした時の肉質減算前のダメージ期待値はこんな感じになる。弱点殴ってる前提ね。爪護符とかヒトダマ考えると計算がめんどくさくなるから省略しちゃうけど、武器攻撃力300の時に攻撃7+弱特3+超会心3と見切り7+弱特3+超会心3のダメージ期待値が釣り合うんだ。それ以上の攻撃力なら見切り7パターンの方が期待値が大きくなる。
マスターランクの最終強化武器は攻撃力300を超えてることが多いから、この条件ではほぼ常に攻撃スキルよりも見切りスキルの方が期待値が高くなるんだ。ここに爪護符とヒトダマが加わると更に見切りが優勢になる。
つまり、最終的な与ダメージ期待値を最大化するには先に見切りを上げて100%会心を目指してから攻撃スキルを盛って行った方がよい、ってことなんだ。ただ、攻撃スキルをLv.4まで盛れないなら、積んでも効果が小さいから、他のスキルを付けた方が良いんだ。
会心撃【属性】も馬鹿にならない効果になる
さっき会心撃【属性】が残念なスキル、とは言ったけど、ちゃっかり100%会心装備には採用してるざるたんなんだ。よろしくね。
なぜ採用しているのか、と言うと、同じスロットでは匠を落としても攻撃スキルが3までしか積めないからなんだよね。攻撃Lv.3で上昇するのは攻撃力+9で、300以上の攻撃力を盛ったマスターランク武器の3%以下の上昇値なんだ。100ダメージが103ダメージになる位。
会心撃【属性】は属性ダメージ1.15倍って言うなんとも言えない効果なんだけど、元の属性ダメージが50だったら57位にはなる。
武器種によっては完全に要らない子扱いなんだけど、ランスの飛び込み突きの初段には属性ダメージ1.5倍の補正が乗ってるんだ。3発で3.5発分の属性ダメージを繰り出す。属性値80の武器だと紫ゲージの属性ダメージは80*1.25で100、これに肉質をかけるから属性肉質30の部位なら30ダメージ。
飛び込み突きなら3hitで105ダメージになるから、これが1.15倍になると121ダメージで上昇値は16になる。攻撃スキルで上昇する約3%が16ダメージになる物理ダメージは533ダメージで、飛び込み突きの物理ダメージでこれを上回ることは殆どないんだ。
だから、採用してる感じで、他には双剣とか弓なんかでもギリギリ実用的なダメージが出せるんだ。攻撃4が積めるならもちろんそっちを積む。
100%会心を目指すデメリット・注意点
会心率が上がることにデメリットなどない。
んだけど、会心率を上げても無意味になっちゃったりすることもあるから、注意点として紹介してくんだ。
バフが無駄になることがある
マルチでパーティーに笛さんが居たり、ファイト猫を連れてる人が居たり、狂竜症を克服したり、ってタイミングで会心率が100%を越えちゃうことがあるんだ。
会心率は100%を超えてもダブル会心とかにはならずに100%会心として計算されるから、オーバー分は単純にロスになっちゃうんだよね。
気にしなければ気にならないんだけど、気にし始めると気になっちゃうやつなんだ。イカは考慮にいれるには無理があるから諦める。
マルチのパーティーメンバーのバフを受けられない、ってだけなら残念だなぁ、位で終わるけど、自分の連れてるネコさんの強化咆哮で100%オーバーしたり、挑戦者で100%オーバーしちゃうのは避けたいところだよね。
達人芸や他のスキルとの兼ね合いで状況によってオーバーするのは仕方ないことだけど、気になったらスキル構成を見直してみると良いんだ。
弱点特効が活かせない相手がいる
ヤツカダキ原種って言うモンスターが居るんだ。形態変化するまではたまにしか判定が出ない頭部以外に肉質45以上の部位がないんだ。
マスターランクではブレス後の頭殴ってくださいタイムとかが追加されてるから、完全に活かせないわけじゃないけど、形態変化前の脚の糸を剥がすタイムではほぼ全く死にスキルになっちゃうんだ。
弱点特効に会心率を頼り切ってると会心が全然発生しなくて、火力がガタ落ちしちゃうんだよね。形態変化後の腹部には通るから、悩みどころだよね。
部位破壊の回数が多いから、傀異討究クエスト集めに使われたりするんだけど、わざわざ専用装備を組む位なら糸に弱特が乗る亜種を回したいところなんだ。属性も通るしね。
完全にスキルの注意点だねこれ。
他にも弱点が狙いづらいラングロちゃんとか、非怒り時にはカッチカチなナスとかのモンスターにも弱特は活かしきれないんだ。ナスは仕方がないとしても、弱特を計算に入れるにはそれなりにPSが必要になるから注意なんだ。
攻略法は戦わないこと、って言ったら怒られるかな。ワールドのクシャとかそんな感じだったよね。
会心が乗らない攻撃もある
武器種によっては会心が発生しない攻撃があるんだ。
ガンスの砲撃全般や、チャアクスラアクのビン攻撃、狩猟笛の音波攻撃とか、ボウガンの徹甲榴弾・拡散弾・竜撃弾には会心が乗らないんだ。
徹甲ガン以外は物理攻撃もするから完全に無駄にはならないんだけど、会心の恩恵を100%は受けられないから注意が必要なんだ。
スラアクのビン爆発には属性値や攻撃力、強属性チャアクのビンには属性値、榴弾ビンチャアクのビンには攻撃力、狩猟笛の音波攻撃には攻撃力と斬れ味、ボウガンの弾には攻撃力が大きく作用するから、それらを高める構成にした方がよいよ。
スラアクとか斧強化チャアクは武器本体でのダメージがメインになるから、そっちのために会心を盛るのはありなんだ。知識として知っておくとよい、って感じかな。
さて、ガンスの砲撃には攻撃力も会心率もダメージには全く影響がないんだ。まぁ、よほど尖った運用をしない限りはどの砲撃型でもそれなりに物理攻撃をするから死にスキルにはならないんだけど、砲術スキルとか砲弾装填スキルの方がはるかに優先度が高いから、気にしておくとよいよ。
笛の音波には会心が乗らないんだけど、他のパーティーメンバーの会心率も20%上昇させることが出来るから、旋律としては超優秀なんだ。野良だと前提に出来ないから戦術に組み込み辛いけど、固定メンバーのマルチでは、笛さんが会心笛を使うことが解ってれば80%までの会心盛りで十分になる。
いつも一緒に遊ぶフレンドさんが会心笛を好んで使ってたら80%を目標値にした装備を組んでみても面白いと思うんだ。ただ、こっちから装備を指定するのはギクシャクしないように細心の注意を払うんだ。
他のスキルを諦める必要がある
基本的な装備構成として、100%超会心を目指す場合にはかなりスキルがかつかつになるんだ。元々の要求スキルが少ない片手剣とか大剣みたいな武器種ではそんなに気にならないんだけど、ガード主体のランスとか、必須級スキルが多いチャアクなんかでは他のスキルを諦めたり、レベルを落とす必要が出て来たりするんだ。
ガード性能を落としたために、ノックバックが多くなったり、超出力派生が遅れたり、って感じで手数が減ったら本末転倒だし、ハンマー・大剣あたりは集中を積んで手数を増やした方がトータルの火力では上回ったりすることもあるんだ。
そもそも、火力系のスキルはモンスターに攻撃を当てないと効果が得られないから、立ち回り補助のスキルや快適性スキルで手数が増やせて被弾も減らせるなら、そっちを優先した方がいいんだ。
ちなみに、ざるたんは武器種によっては攻撃7見切り7弱特3超会心3を含めた100%超会心のセットを使ったりもするけど、立ち回り系とか快適系のスキルを優先するから、要求スキルが多い武器種では弱特3超会心3と見切り3位で止まってる装備も多いよ。
最後に
今回は夢とロマンが詰まった上に火力面でも最適解に近い構成の100%会心について解説してきたんだ。長くなっちゃったけど、ここまで読んでもらえてたら嬉しい。
初実装の時の抜刀術は抜刀攻撃の会心率が100%になる、って効果で当時は溜め斬りコンボが無くて、抜刀溜め斬りが最大火力技だった大剣との相性がすさまじかったんだ。マイナス会心以外は超優秀武器のアーティラートと合わせて使うのが流行って抜刀アーティって言えば防具も装飾品も解る位有名だった。P2Gだね。
時代は流れても100%会心は依然として火力面で超優秀で、超会心とか弱点特効も加わって火力を出すなら会心盛り、って言うのが更に強まった感じなんだ。
ただ、総火力は単発ダメージ×手数って言うのが根底にあるから、単発の火力を出すために手数を犠牲にしてちゃ意味がない、ってことを忘れちゃいけないんだ。
スキル以外でもいろいろな会心率の稼ぎ方があるから、それらも含めて100%を目指していくのも楽しいよね。ちょっと盾の裏からモンスター煽ってくる。
そんな感じ。