こんにちは、梅雨の湿気と夏の気温にやられて家から出たくない感じのざるたんです。よい。そういえば、去年も一昨年もそんなに外に出る用事がなくて、家でゴロゴロしてたかな。深夜は涼しいので徘徊もする。
ざるたんは、幼きころから外を歩くのが好きだったんだ。特に目的地も定めずに散歩する。時には考え事しながら、時には音楽とか聴きながら2時間くらいぷらぷらするのが好き。
仕事に詰まった時の気分転換にもいいし、時間つぶしにもいい。近所には複数の散歩徘徊コースを勝手に設定してて、1~2時間位のコースを目的もなくふらつく感じ。よい。最近は暑い日が多いけど、時間があって雨が降ってなかったりしたタイミングでテクテク歩いてる。
もともとはほぼ手ぶらでお散歩してたんだけど、最近はカメラを片手にお散歩することにしてる。って言っても被写体を求めて徘徊するわけじゃなくて、なんかいい感じの場所を見つけたら周囲に配慮しながらシャッター切ってる。
そんな前置きをして、今回はお散歩中になんとなく撮った写真をブログに貼っ付けて遊んでく。
れっつご。
ざるたんとカメラさんの出会い
ざるたんはカメラのことは全然詳しくない。シャッターを切ると写真が撮れる、ってことは知ってる。その程度。だった。
大昔になんかのセールでSONY RX100シリーズのコンデジを買ってたんだけど、現場資料の作成とかにしか使ってなかったし、適当に撮るくらいならスマホのカメラで十分だと思ってた。
もともとざるたんはコロナさんが暴れはじめたタイミングから映像配信の仕事とかをやったりしてたんだ。そのタイミングで映像を撮るのには、昔ながらのハンディカム的なビデオカメラから一眼レフカメラに流行が移り変わってたみたいだった。
レンズが交換できるから、近くを広く撮ったり、遠くを狭く撮ったり出来て便利だし、ピンボケを使った表現が流行ってたみたい。全然知らなかったし、知識もなかったけど、とりあえずカメラを買ってみたらなんかとかなるだろ、って思ってSONYのα7IIIを買ったんだ。セットでレンズがついてくるやつ。
色んなメーカーが色んな機種を出してるから、普通だったらよく調べてから吟味に吟味を重ねて購入するべきなんだけど、ざるたんは根っからのSONY信者だから、SONY製品が選べるカテゴリの製品は問答無用にSONY製を使うんだ。だから、全然悩まなかった。思えばこのときちゃんと下調べをしていればよかったんだけどね。
映像配信に関する機器も揃えたり、勉強会的なのをやったり、テスト配信をしたりしながらカメラ自体は触ってたんだけど、写真に興味が全くなかったから、「写真を撮る」って言うデジカメの基本的な使用方法には使ってなかった。いま考えるともったいないし、申し訳ない。
主な使い方は、録画待機状態のα7IIIからHDMI出力で映像を取り出して、キャプチャボード経由でPCの配信ソフトに映像を流す、って感じ。この用途ならレンズさえ付いてればSDカードすら必要ない。記録してないから温度上昇による熱停止に悩まされたこともないし、快適。
ただ、α7IIIはこの使用法で問題もあったんだ。
それは、USB経由の給電速度が電池の消費速度に追いつかない、ってところ。配信用のカメラは基本的にUSBで給電しながら使ってたんだけど、給電してなおバッテリーが減少していくんだよね。短時間なら大丈夫なんだけど、長時間の配信だと都度電池交換をしなきゃいけなくて、当然その間はほかのカメラの映像しか使えない。
そこで、カメラを買い替える決断をしたんだ。
購入したのはα7IIIの後継機にあたるα7IV。
この子はUSB-PDに対応してるから、基本的に給電していれば録画待機状態で電池が減ってくこともなく使える。そう、入れ替えの目的はカメラ本体の性能向上じゃなくて、USB-PDに対応してるかどうか、その一点。本当にもったいないし申し訳ない。
スチル撮影機能に気付く
写真はなんの関係もないなぎさ公園の馬。かわいい。
配信の仕事にカメラを使ってるときに、ふと会場の全景を抑えておこう、とか思って何の気なしに、なんの設定もせずにカメラのシャッターを切ったんだ。その場では確認もせず、家に帰ってからPCの画面で見てみたんだよね。
そしたら、スマホのカメラとは比べ物にならない位キレイに写ってたんだ。びっくりしたよね。後から振り返ってみれば、暗所での映像配信用の設定で撮ってたから、絞り開放だったし、近景の舞台装置にピントが合ってたから、遠景がいい感じにボケてたんだよね。きっと。
「へぇ、この機械って写真も撮れるんだぁ」って思ったのを憶えてる。控えめに言っても頭悪い。
散歩withカメラさん
そこからは、散歩とかどっかに出かける時にはカメラを持ち歩くようにしてる。
人込みだとあらぬ誤解を受けそうだし、逆の立場で考えたときにカメラ持ってうろうろしてる不審者怖いからバッグにしまってるけど、人通りの少ない場所とか公園とかでは肩から掛けといて、花とか野生動物見かけたらシャッター切ってる。
曇りの日のアジサイって季節感あっていいよね。
ただの標識とかもなんかそれっぽくなるし、機械の力ってすごいよね。まぁ、後から見れば左の方の葉っぱとか、画角から外して撮った方がいいし、もっと寄って撮った方がよさそうとは思うけど。
道端の猫じゃらしもなんかそれっぽい。カメラとレンズの力に助けられてるからそれっぽいだけで、完全に素人丸出しな感じになってるんだろうけど・・・。
街中の適当な花壇もフォトジェニック。もうちょい絞った方がよかったよね。
春~夏でも紅葉はあるんだね。
いままで曇りの日とか、晴れの日でも太陽の位置なんて気にして歩いてなかったけど、カメラ持ってると自然と太陽の位置が気になる。不思議。
技術がないから、空を多く入れて撮りがち。空の色の濃淡なんていままで考えたこともなかった。視覚に訴える部分の芸術的なセンスが皆無なんだよね。
レンズとカメラの力でそれっぽいの撮って満足してるから、本人は別に気にしてないんだけど。
写真撮り始めて変わったこと
まぁ、そんなにないよ。
強いて言えば、散歩とかするときに
- 天気予報を気にするようになった
- 太陽の位置を気にするようになった
- キョロキョロしながら歩くようになった
- 季節の花とか気にするようになった
- たまに空中に35mm画角の枠が見えるようになった
位かな、自覚症状あるのは・・・。
高いとこ行って景色見るのは前から好きだし、景色見るついでに写真撮ってるだけで、わざわざ絶景スポットに写真撮影のために出かけるわけじゃないから。
スマホでいいじゃん
まぁ、今のざるたんの撮影技術では、スマホで出来ることをわざわざ高価な専用機でやってる感じは否めないよね。PCの画面とかで見ると圧倒的にキレイではあるんだけど・・・。
でも、そんなことを言ったら軽量なゲームだって、読書だって、文章作成だって、音楽聴くのだって、映画観るのだって、かなり多くのことがスマホでいいじゃん、になるよね。って自分に言い聞かせて納得させてる。
最後に
今回は、もともと散歩が趣味だったざるたんが、家にたまたまあったデジカメを装備して散歩をしたよ、ってだけの記事だったんだ。
仕事柄、呼び出されて現地着いて1時間で開放されたりしちゃうから、いろんなとこで時間を持て余すし、出先でのいい時間つぶしにはなってる。散歩趣味の方には結構いい趣味かも知れないとは思う。
せっかくやるなら上手くなりたい、って気持ちはもちろんあるけど、ゆるく撮っていこうかな、って思ってるよ。
多分、やりこむゲームがある時期にはあんまり撮らなくなるんだろうな、って思ってるけど、出先でなんかのついでに撮る感じだから、それなりに長続きしそう。
そんな感じ。