あろはっぴー、来たる2025年2月28日発売のモンハンワイルズに備えて、他のことを集中的に終わらせてるざるたんです。よいよい。
モンハンシリーズはやり始めると他のことが一切手につかなくなっちゃうから、別ゲーとかはそれまでに遊びつくそう、って思ってるんだ。
そして、今回はもともと発売スケジュールがドン被りだった「龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii」をサクっとプレイしてきたんだ。
ずっとやってるシリーズだし、8本編の裏側とか、後日談みたいな部分を知れて楽しそうだから、期待してた。
今回は、プレイしてきた感想とか、楽しかったポイントとかをあれこれ言ってく記事。好き放題やってく。
とは、言ってもネタバレはしない。安心してよい。
それじゃ、れっつご。
龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii
龍が如く8外伝 Pirates in Hawaiiは2025年2月21日にSEGAからリリースされた作品。ざるたんはSteamでプレイしてきたんだけど、PS4/5、XboxS/X/Oneでもプレイ出来る。
元々の発売日は2025年2月28日だったんだけど、開発のご厚意で一週間前に倒れたんだ。そして、プロデューサー自ら、ハワイでの冒険を終えたら狩りに出かけてください、って言ってたから、ざるたんはお言葉に甘えて、1週間のハワイ生活を満喫してきた。
シリーズはずっとプレイしてきてて、今回は龍が如く8の外伝。8本編は主人公の春日一番さんがハワイであれこれするお話だったんだけど、8外伝はその半年後のハワイで記憶喪失になった真島の兄さんが海賊になって暴れるお話。
シリアスで社会問題なんかにも首を突っ込むストーリーと、ふざけたキャラがふざけた事件を起こすサブストーリーで構成されてるのが定番なシリーズなんだけど、今回もそんな感じだった。
プレイヤーキャラとして真島の兄さんが使えるのは龍が如く0以来かな。無口で隠れ熱血な桐生さんとか、熱血おバカな春日とは違って、すごくよくしゃべるキャラだから、登場人物との絡みのパターンが違うけど、違和感はなく楽しめた。
本編クリアまでの時間は、ある程度サブをこなしながらだと25時間位。海賊バトルとか収集要素をコンプリートするまでで、40時間ちょっと、って感じ。休憩時間も起動しっぱなしだったから、実際はもっと短く遊べると思う。
外伝ならこれくらいのボリュームでちょうどよい、って思った。それでも海賊偉業、って言う、いわゆる実績系をコンプするには倍近い時間がかかりそう・・・。
よかったところ
まずはプレイしてよかったところからやってく。
って言っても、ほとんどが良かったからなかなかに難しい。
バトル周り
相変わらず路地でのカメラアングルは無茶してくるけど、アクション面は爽快感があってよかったと思う。ボスバトルではQTEもそれなりにあったような気がするけど、そんなにストレスなく楽しめた。
今回は嶋野の狂犬スタイルとパイレーツスタイルを切り替えながら戦うシステムで、1vs1なら狂犬が、対多数ならパイレーツが戦いやすかった。
レベルとか、どこかで技を覚える、とかの要素はなくて、海賊名声と現金があれば能力が強化出来る感じだから、サブストーリーとか海賊コロシアムでちょいちょい稼いでいけば苦戦することなくプレイ可能だったよ。難易度はノーマルを選んでやってたけど、ちょうどいい感じだったと思う。
サブストーリー周り
サブストーリーはいつもの感じ。ふざけたキャラがふざけた事件を起こすから、それを解決する。
報酬は主に現金と海賊仲間。
30個ちょっとだったかな。ちょっと物足りない気もしたけど、今作はフィールドがハワイ周りだけだから、バランス的にはいい感じかも。日本まで行っちゃうと大分ボリュームが増しちゃうからハワイと海に限定してちょうどよかったと思う。
プレイスポット
定番のダーツとかビリヤード、麻雀にゴルフ、って言うのはもちろんあって、8本編に引き続き、フードデリバリーとか、不審者スナップなんかもある。
報酬は財宝の入った宝箱とか、海賊仲間がメイン。
クレイジーデリバリーは苦手だから、結構苦戦しながらコンプしてきた。
海賊コロシアム・海賊バトル
メインストーリーを進める上でもある程度はこなさなきゃいけないのが海賊コロシアム。クリア後に挑むべき超強敵も存在するんだ。
今作の目玉要素でもあって、海賊船同士の砲撃戦→甲板に乗り込んでごちゃキャラバトル、って感じに進んでくのがメイン。個性的な海賊団と戦うのは楽しい。
海上を船で移動するパートでも、近くに海賊船がいると海賊バトルに発展するんだ。
まぁ、航路を外れて移動すればエンカウント自体は避けられるんだけど、相手の艦数が多いとかなり面倒。コロシアムでは旗艦の耐久値を0にすれば甲板バトルに突入できるから、ある程度ごり押しが通用するんだけど、海上のバトルは相手の船を全滅させないといけないから、じっくり目に削ってく必要がある。
慣れてくると、相手のバックを取って船尾に攻撃→そのまま撃破→側面の敵艦に砲撃→ブースト&ドリフトでバックを取る、って感じでそれなりに爽快。
イマイチポイント
好きなシリーズだからこそのイマイチポイントなんかも紹介してく。
ただ、全体として全然不満はないし、改善すべきとも思ってない。
メインストーリー
ネタバレは避けるから、詳しくはプレイしてみてね、って感じなんだけど、一部描写不足を感じてしまうんだ。
8本編では田舎に身を隠してた真島の兄さんと冴島さんと大吾の三人。三人とも8本編のミレニアムタワーで桐生さん達を助けに来るんだ。
そして、8外伝ではその半年後にハワイで仕事をしてた真島の兄さんが記憶喪失になり海賊に、冴島さんはそれを日本に連れ戻しに来たけど、巻き込まれる、って感じで登場する。
8外伝に出てこない大吾はなにしてるのかな?真島の兄さんに仕事を頼んだのは大吾?
8本編から8外伝までの半年間についてテキストベースであれ、なんらかの補足があれば納得できる部分も多いと思うんだけど、それが無いから歴代作品キャラの行動が不明なんだよね。次回作とかでこの半年の話が描かれるのかな、って期待して待っておくことにするんだ。
その他にも歴代シリーズプレイヤーからすると8本編共々描写不足は大いにあると思う。それを考えたりするのも楽しいから全然OK、と個人的には思う。
役者さん達
龍が如くシリーズは実際の役者さんの見た目をしてるキャラクターが出てくるのが定番で、今作は中心人物に多く配置されてるんだ。
今作では船員のマサル役にロバートの秋山さん、パレカナ信者のリーダー、ロドリゲス役に谷田歩さん、元東城会系の組長役に青木祟高さん、って感じに結構ストーリーの中心人物に配置されてる感じなんだ。
秋山さんは特に船員さんだから同行してる時間も長くて、セリフもすごく多い。以前のシリーズと比べて登場機会が圧倒的に多いんだよね。前作のエリックもそうだったし、それ自体はいいんだけど、ちょっと飽きが来てしまうかな、って思った。
オーディションをやって選んだ港区女子もサブストーリーとして5人分用意されてて、全部達成すると全員分実写ムービーが見られるんだけど、これが長いんだよね。メインストーリーのいいところで、わざわざそれを中断して、長くないとは言え5つのサブストーリーをクリアして、サブストーリーのクリアムービーと5人分の個別ムービーを見ることになる。
それぞれの役者さんたちを好きな人ならいいと思うんだけど、実際に連続で見ると結構な時間で、ざるたんのセンスとお笑いのセンスがかみ合わなかったせいで結構苦痛だったんだ。
ただ、海賊団のメンバーとして、港区女子は全員超優秀だから、やっておいた方がよいし、まとめてムービー見なきゃ、な感じじゃなければよかったなぁ、って思う。
海賊仲間のレベル上げ
海賊仲間はお金じゃなくて、戦闘経験でレベルが上がる。仲間には上限レベルごとにカラーが設定されてて、銅カラーの仲間が20、銀が30、金が40、キラキラが50って感じになってる。
↑はある程度最終候補のメンバーを集めて、本格的なレベル上げをする前の状況。DLC抜きで107人いるのかな、多分コンプリートしてる、ハズ。
キラキラはイベントがあるキャラのみの特殊仕様だから、基本的には金色のキャラをメインで使うのがいい感じなんだ。
ただ、仲間に出来るタイミングとか、枠を埋めるために、前半は銀色とか銅のキャラを使うことになる。
で、前述の港区女子イベントの5人とか、後半のサブストーリーで仲間になる海賊仲間は金色が多かったりするんだ。
ってなると、限界能力は今のスタメンよりも高いけど、まだレベル1の仲間があふれることになる。そうなると、スタメンとしてコロシアムとかお宝イベントでまともに使える状態になるまで、結構時間がかかるんだ。
ある程度仲間を集めてから集中的に上げればいいんだけど、メイン・サブ・海賊、ってあれこれ手出ししながらプレイすると、結構な手間がかかると思う。
一応、フリーペーパーを地道に集めたり、料理をふるまうことでもレベルは上げられるんだけど、それはそれで面倒。
解決策は、プレイスポットとかサブストーリーを一通り終わらせて、仲間が集まってから海賊業を本格化させること。
動物王国
8本編では動物とも友達になれたんだけど、8外伝では動物王国を作って、動物も仲間に出来るんだ。それらの仲間にはおやつを上げたり、ご飯を上げると仲良くなれて、最大まで仲良くなると海賊仲間になれたりする。
物語のスタート地点に当たるリッチ島ってところに王国はあるんだけど、基本的に後半のイベントでちょっと顔出すまではリッチ島には用がない。つまり、動物と戯れる癒しタイムは自分で作らないと得られない。
これがハワイ本島にあったり、船内にあったりしたら大分評価は変わってたんだけど、せっかくの動物要素がもったいないな、って思った。
エンカウント
ストーリー後半とか、クリア後要素を遊んでるタイミングでも街中ではエンカウントバトルが発生するんだ。こっちが十分に強くなってても避けられないし、エンカウントを飛ばせる装飾品とかも(多分)ない。
まぁ、まったくエンカウントが発生しないとダレるから、いいんだけど、今作倒したチンピラが全然場所を移動してないのにすぐにリポップするんだ。
宝探し中はまだいいんだけど、フレンド探ししてるときは結構邪魔で、エンカウントバトルが発生すると画面からフレンド候補が消えるんだよね。歩き回ってる系のフレンドはエンカウントバトルが終了してもすぐには復活しないことも相まってストレスだったんだ。
海上でもエンカウントは発生して、自動ブーストがある航路を進むと確実に周りの船団をなぎ倒しながら進むことになるんだ。レベル上げも出来るから別にいいんだけど、灯台間の距離が長いと結構なストレス。シームレスバトルだから、バトルの終了位置が悪いと結構戻されるのもストレス。
ただ、海賊バトル自体は個人的には結構楽しめたから大丈夫だった。
オススメ?
この記事を書いてる現在、ざるたんはメインストーリークリア済み、サブストーリー全達成(多分)、財宝全取得済み、海賊仲間コンプ、賞金首コンプ、海賊コロシアムオールSクリア済み、って感じなんだ。
偉業リストは一番時間がかかるプレイスポット系がまだ残ってるけど、それ以外はほぼコンプ。まぁ、麻雀と賭場が手つかずだから、フルコンプまではまだ全然時間がかかる。
って位のやり込み度。
ここまで集中的にプレイできたのは、ゲーム自体が楽しかったから、って言うのが一番大きいんだ。もちろん、せっかく狩猟生活前に1週間のハワイ休暇を貰えた恩に報いたかった、って言うのもあるし、シリーズが好きだから、って言うのもある。
で、実際にこのゲームがオススメかどうかを考えてく。
まず、続き物だから仕方ない部分も大きいけど、登場人物の関係性とかに関してはシリーズをプレイしてないとわからないし、近作ではプレイヤーが人間関係を把握をしてる前提のシナリオになってるから、シリーズ未プレイの人にはあんまりオススメじゃないかな、って思う。
そもそも主人公の真島の兄さん、って誰よ?ってプレイヤーさんには絶対にオススメとは言えない。イベント中のカットシーンで過去作も出てくるんだけど、説明が十分になされてるとは言えない。
逆に、シリーズファンとか、7以降をプレイしてる層には大変オススメ出来る作品、って言える。出来れば1、2、0の三作はやっておくと楽しみが倍増するから併せてオススメ。
過去作とかリマスターシリーズが各フォーマットでお手頃価格でプレイ可能だから、これを機に過去作ごとまとめてプレイしたい、って層にはものすごくオススメ。ただし、もの凄く時間がかかるけど・・・。
最後に
今回は龍が如く8外伝 Pirates in Hawaiiをプレイした感想とか、思ったことなんかをつらつらと行ってく感じだったんだ。
イマイチなポイントも当然あるにはあるけど、ざるたんは今から龍が如く9が楽しみだし、なんなら9外伝にも期待してる。
他の長寿シリーズが結構残念な出来だったりしてる昨今で、安定してわくわくさせてくれるから、今後ともプレイしていこうと思っているよ。
SEGAのゲームは世界一、だからね。
そんな感じ。