写真とカメラ

【RICOH】コンデジの重量と携帯性【GRIIIx】

こんにちは、寝起きが良い日と悪い日ってあるよね。寝起きがいい日は気分もいいし、寝起きが悪いとなんか、朝の貴重な時間をだらだらしがちなざるたんです。

生き物にとっての寝起きって、機械の起動時間と同じだと思う。機械じゃないからわからないけど。数十年前とかと比べると機械の起動時間って飛躍的に速くなってると思うんだ。

PCなんかを例に取ると、HDD時代は起動にめっちゃくちゃ時間がかかったんだよね。それがSATA SSDになって速くなって、もうこれ以上はないだろう、って思ってたらNVMe SSDになって一瞬で起動するようになった。

まぁ、PCとかスマホとかに関しては、起動直後はバックグラウンドで色んな常駐アプリを立ち上げたりしてるから、動作自体は激重で寝起きが悪い状態。

カメラに関して言えば、ざるたんがメインで使ってるSONY α7RVは電源ON→多分レンズと通信→モニターとEVFが生きる→シャッターが切れるようになる、って感じのプロセスを踏んでるように感じる。感じるだけだから、ホントは違うかも知れない。

昔のデジカメを使ったことないから、最近のカメラは起動が速くなったといわれてるけど、起動時間が遅い状態を知らないし、まぁ、全くストレスは感じてない。

散歩中はカメラを首と肩から斜め掛けしてて、すぐに電源を入れられる状態にしてるから、面白いもの見つけてカメラを起動しながら自分の立ち位置を調整して、ファインダー覗いてシャッター切る、って動作は結構素早くこなせるんだ。

猫とか鳥とかが居たから写真を撮ろう、とか思うときにこの速度って重要だと思うんだよね。

カメラって重いよね

RICOH GR IIIx f/2.8 1/30sec ISO-6400

ミラーレスとは言え、デジタルカメラはそこそこに大きい。それにそこそこに重い。ざるたんが使ってるα7RVと標準的なズームレンズを合わせると1.4kg位にはなる。軽い単焦点でも1kg位にはなるんだ。1.5lのペットボトルを肩から下げてる感じ。

だから、荷物が多い日には持ち歩けない。かさばるから大きい荷物を持っていけない日には連れていけない。あと、まぁまぁ高価だから、バッグから離れないといけない状況が想定される日にも連れていけない。

そうなると空き時間とか移動中に写真が撮れない。いや、スマホで撮ればいいんだけど。

そもそも、カメラをバッグに入れてる状態から手に持って撮影出来る状態になるまでの時間を考えたら起動時間なんて誤差だよね。

スマホとデジカメ

RICOH GR IIIx f/8 1/200sec ISO-200

スマホとデジカメで撮れる画像の違いは明るい日の屋外で遠くの景色を撮影する分には大きな差を感じづらいんだ。いや、そりゃカメラ単体機の方が明るいところから暗いところへの諧調とか、色味がキレイに出るんだけど。

ただ、普段からカメラ機能抜きでも絶対に持ち歩いてるアイテムと、使わないかも知れないのに1kg以上あって、さらには壊れる可能性のある重りを持ち歩くのは全然違う。

携帯性と品質のバランス、的なところだと思う。あと、予算の兼ね合い。

話は若干それるけど、レンズに関してもそう。基本的には同時期に設計されてる焦点距離が同じレンズであれば、軽いレンズよりも重いレンズの方が解放F値が小さかったり、画質の面で上位だったりするんだ。

だから、これも携帯性と品質のバランス。あと、予算の兼ね合い。

RICOH GRシリーズ

RICOH GR IIIx f/5.6 1/40sec ISO-320

ポケットに入るサイズのカメラで、起動時間が速ければ、面白いものを見つける→カメラを取り出しながら構図を決める→モニター見てシャッター切る、って動作がスムーズにこなせる。

何の気なしに調べてみたら、GRIIIって言うのが流行ってるみたい。APS-Cセンサーで2400万画素。これが257g。軽い。起動時間0.8秒。速い。

単焦点レンズだから、特に画角を気にせずシャッターを切ることになる。画角のバリエーションを犠牲に面白いものを見つけてからシャッターを切るまでの時間はとっても短くなる。

RICOH GR IIIx f/5.6 1/40sec ISO-2000

28mm画角なら携帯で撮ればいいとか思って換算40mm画角のGRIIIxにした。元々35mmが好きなんだけど、一歩引いた状態で同じ位って感覚。

小さくて軽いけどセンサーサイズがAPS-Cだから、そこそこ暗いところでも撮れるし、開放F値がf/2.8だから寄って絞り開けばまぁまぁ背景がボケる。

水平が出しづらい

RICOH GR IIIx f/2.8 1/40sec ISO-400

ファインダーレスだから、モニターで撮りなれてないざるたんは水平を出すのが苦手。

一応水準器を表示させてるんだけど、カメラ本体が小さいのもあって水平を出しづらい。3分割ガイドも表示させてるから、被写体に確実な水平・垂直があれば水平は出せるけど、α7RVのEVFで水平出すより格段に難しい。

そこでざるたんが採用したのはGRIIIxで撮るときには水平をあんまり気にしない、って策。きっとよくない。

よくないんだけど、画面とにらめっこして水準器を注視して、って撮り方はコンパクトデジカメでやることじゃないのかな、って思ってる。

一応オプションの光学ファインダーはあるみたいなんだけど、ポケット内に絶対引っかかるから却下した。

オートフォーカス弱い

RICOH GR IIIx f/8 1/80sec ISO-200

軽いし小さいからポケットに入るし、パッと取り出してパッと撮れるのがメリット。

オートフォーカスもα7RVと比べると信頼度がだいぶ低くて、よくピントを外す。画面をタップしてピント位置を指定してもピントが合わないこともある。

だから、その辺の地面とか遠くの建物とか風景を撮る分にはf/8位まで絞って適当にシャッターを切ってる。昼間なら問題ない。

酷い時にはモニターも碌に見ずにシャッター切ってる。だって、明るい状況だとモニターがほぼ見えないから。

同行者がいるときにも、ファインダー覗いて構図決めて、って撮り方よりも迷惑かけないし、いい感じに撮れる写真の打率は低いけどフィルムを消費するわけでもないから、適当にシャッターを切りまくってる。

RICOH GR IIIx f/2.8 1/40sec ISO-800

小さくて圧迫感もないから飲食店でも使いやすいし、駅とかでも使いやすい。撮影モーション的にはスマホで撮ってるのと大差ないからね。もちろん、人間に対する配慮は欠かさないよ。

サブカメラとして

RICOH GR IIIx f/2.8 1/40sec ISO-1250

α7RVに超広角とか望遠とか付けてるときにポケットに入れておくと、不意に近距離で面白いものを発見したときに役立つ。望遠には近いし、広角だと主題にフォーカス出来ないときね。

スマホよりもホールドしやすいから片手でもブレないし、肝心なときにピントは合わないけど、面白いものを逃がさない率は上がった感じがする。

本体同様にグリップも小さいし厚みがないから、ポケットから取り出したつもりがそのまま遠方にぶん投げる未来が見えた。だからハンドストラップを付けた。

どんなに急いでても絶対に手首を通してから取り出すルールも制定した。

最後に

今回はRICOHのGRIIIxを使ってるとカメラを持ち歩ける日が増えたり、とっさのタイミングにシャッターを切れる確率が上がる、って話だったんだ。

出てく絵に関しては絶賛するほどのものじゃないと思うし、必要以上にもてはやされてるのを見ると違和感を感じるけど、携帯性と起動時間・画質のバランスはとってもいいんじゃないかな、って思う。

そんな感じ。

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