こんにちはざるたんですよい。
MHRiseのSteam版が2022年1月13日に発売決定したよね。Switchを持ってないユーザーはやっとプレイ出来るようになるし、Switch版をすでにやり尽くしたユーザーにも高画質や高フレームレートを売りにして、再プレイするメリットを撃ちだしてるよね。
コンシュマーハードから遅れてSteam版をリリースするのは前作のMHWに続いて2作目。
ざるたんはMHWもPS4版とSteam版両方プレイしたので、コンシュマーハード→Steamに移植されるモンハンについては思うところがあるので、違いについて見ていこうと思うんだ。
※発売1週間を切って情報が追加されたから更新したんだ。
いってみる。
Steam版モンハンライズ
TGS2021での発表に合わせてトレーラームービーが発表されたけど、日本語版はあんまり再生数が多くなかったんだよね。少し心配。
MHWの時は、PS4の元々のスペックがそこそこに高かったのもあって、主にフレームレートの向上と細かいグラフィック機能の違いなんかを感じることが出来たんだ。PC用の4Kディスプレイが無いから4K映像については何とも言えないんだけど・・・。
MHW(:IB)では、ざるたんの環境で無印PS4からSteam版でフルHDで30FPSそこそこからWQHDで100FPS付近まで上げることが出来た。グラフィック設定をそこそこ高画質にしてもこれくらいの差が出たんだ。
MHRiseの場合は元のハードがSwitchだから、Steam版をプレイするようなゲーミングPCとはハード性能が段違いなので、グラフィック面ではかなり大きな変化があるんじゃないかと思うんだよね。
あとは、忘れちゃいけないのが、ロード時間。これはMHWをPS4に外付けSSDを使ってプレイしてた時とは比べ物にならない位にSteam版は速かったんだ。恐らくライズでもここはとっても強化されると思うんだ。
ここからはトレーラーでアピールされてる各要素とかについていろいろ考えてく。
4K解像度対応
4K解像度って言うのは、横3840×縦2160ピクセル解像度のことで、2160pとかで表されたりもする。簡単に言うとフルHDの4倍の解像度のことなんだ。
通常低解像度の映像を、大きな画面に引き延ばすとギッザギザになってしまって、結構見るに堪えない状態になることが多い。SwitchのHDMI出力時の解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)なので、単純に4倍キレイなグラフィックで楽しめることになる。
カプコンのホームページによると、グラフィック設定にHDRの設定や解像度設定、ディスプレイ周波数、フレームレートの上限設定なんかが追加されてるから、ここに関しては結構期待できそう。
前作MHWがPS4だったのに対して、MHRiseはSwitchなので、グラフィック面での不満を持ってるユーザーも少なくないんだよね。これが解決出来ればMHRiseユーザーだけじゃなくてSteamユーザー自体が増加したりして、楽しいことになりそうなんだ。
高解像度テクスチャ
簡単に言うと、グラフィックに使われてるテクスチャの解像度が上がって、キレイになる、って思って貰えれば大体合ってる。
当然描画処理は重くなるんだけど、PCのマシンパワー次第ではSwitch版とは別物のグラフィックを楽しむことが出来そう。
ハイフレームレート対応
Switch版ではスペック上の最大フレームレートは60FPSで、MHRiseは30FPSってなってるけど、これが常時発揮されてることは無く、フレームレート落ちも多発してるから平均すると25FPSちょっと位なんじゃないかなって思ってる。
Steam版では一応4K60FPSを謳ってるんだけど、60FPSをハイフレームレートと言っていいのかどうか・・・。
フレームレート上限の設定項目があるところを見ると、可変フレームレートで処理が追い付かなくなったときにレートを下げて対応するんだろうけど、PCのスペックによっては常時120FPSとかも夢じゃないんじゃないかな。
キーボード&マウス操作を最適化
ざるたんはパッド民なので、キーマウ操作に関してはよくわからないんだけど、Steamユーザーはキーマウ操作の方が多いので、対応&最適化されるのは良いことだと思うんだよね。
対人ゲームじゃないから、どっちが有利とか不利とかもなさそうだし、単純に良いことだと思うんだ。
ボイスチャット対応
ゲーム内でボイスチャットに対応する、って言うのもSwitch版とは大きく違うところなんだ。PS4でリリースされたMHWはゲーム内VCに対応してたから、非対応のMHRiseでは少しやりづらさを感じたりもしてたんだ。
やっぱりVCあった方が、連戦中の雑談とか、初心者にいろいろ教えながらプレイするときとかに便利だし、ワイワイやってる感があるよね。
ウルトラワイドディスプレイ対応
最近はこれもPCユーザー向けに最適化されてるゲームが多いよね。
Switchとかテレビとかの通常のワイドディスプレイは16:9で、ゲーミングディスプレイには16:10の若干縦に長いディスプレイや、21:9とかの横に凄く長いウルトラワイドディスプレイとかいろいろあるんだ。
対応してないゲームをウルトラワイドディスプレイで表示させると上下が切れちゃったり、左右に余白が生まれたり、ちゃんと表示されないことがあるんだけど、Steam版ライズはその点も大丈夫そうだね。
体力とかマップとかのGUIは位置調整出来るみたいだから、画面端が遠くてアイテムが解らない、とかにはならないと思うんだ。
ちょっぴり不安なところ
基本的にざるたんはSteam版ライズを非常に楽しみにしてるんだけど、ちょっぴり不安な点があるから、それも書いてこうと思うんだ。
要求スペック
Steamストアページとかカプコンの公式サイトのシステム要件を見て、少し不安に思うところがあるんだ。上記は開発中の要求スペックだから最終決定ではないにしろ、推奨環境を見ても要求が低すぎると思うんだよね。
まず、Steam版を1080p/30fpsで遊ぶユーザーはほぼ居ないと思うんだ。ほとんどは1080p/60~120fpsや4K/60~120fpsで遊ぶと思うんだよね。と言うか、それを売りにしてるなら4kでの必要スペックを併記して欲しいよね。
あとは、ストレージ使用量もちょっと不安。現状のSwitch版ライズが10.0GBだから、その倍位にはなってるんだけど、少なすぎるような気がしてしまうんだよね。ちなみにMHWは48GB要求されるんだ。描画方法がいろいろ違うから単純な比較は出来ないけど、リアル指向のワールドほどはキレイなグラフィックにならないのかも知れない。
これらに関しては、体験版でいろいろやってみるんだ。
※2021/10/14追記
実際に体験版をやってきて、ある程度不安が解消されたんだ。体験版のレビュー記事は↓のリンクから飛べるんだ。
ボイスチャットについて
現在のSwitch版ライズを考えると、マルチプレイのほとんどは参加要請によるもので、参加要請はロビーの設定によらず全世界からクエストに参加できる仕様なんだ。
日本でのSteamユーザーの比率はSwitchユーザーの比率よりも少ないから、必然的にマッチングするのは海外の方が多くなると思われるんだよね。クエスト中とロビー内のボイスチャットがどんな感じに切り分けられるかわからないけど、もし全部オープンチャットだったら、クエスト中にボイスチャットが使えたところで、意思の疎通は困難かも知れないよね。
実際に、他ゲームでもSwitch版ライズでも、フレンドと一緒に回るときはDiscordとか他のチャットアプリを使ってゲーム外でチャットをすることがほとんどだから、上手く活かせることは少ないのかも知れない。
ロビーの検索機能とか、マッチング周りも併せて改良されて行けば、楽しく雑談しながらクエスト消化したりいろいろ楽しめそうではあるよね。
Switch版とのクロスプレイは不可
結構気にしてる人は多いみたいだけど、個人的にはどっちでも良いかな、って思った要素。
技術的にどうか、って言うのは分からないけど、MHWでも不可だったし、今回はそれ以上にスペック差が大きいから期待してなかったんだ。
セーブデータも恐らくは引き継げないんじゃないかな。これは確定情報待ちだけど、「もういっかい遊べるドン!」って思っておけばよいんじゃないかな。
日本での過疎
正直、ざるたんはSteam版がそんなに販売数伸びるとは思ってないんだ。少なくとも日本国内では。FPSとかバトロワジャンルと比べると過疎の被害は少ないけど、野良VCパーティーが時間帯問わず組めるほどには流行しないと思ってるんだ。
と言うのも、グラフィックのキレイさを推してたワールドに比べて高解像度でプレイできることにメリットを感じる人も少なそうだし、恐らくプレイヤーの平均年齢も低いからSteamのプレイ環境を持ってる人が少ないと思うんだよね。
まあ、Switchを持ってないプレイヤーが参入してくるのは大きいけどね。
あとは、ボリューム面。Switch版をある程度やり込んだプレイヤーがSteam版でも同じことをするかどうか。結局はエンディングまで一気に進んでちょっとお守りマラソンやって終わりになってしまう気がするんだ。
Steam版リリースに合わせてモンスターや武器なんかが追加されれば飽きずにやれるかも知れないけど、エンドコンテンツが追加されるだけだと、Switchでデータ持ってる人はそっちでやるよね。
続報
発売1週間を切って新たな情報が公開されたから追記していくんだ。
各種フィルター
詳しくはプロモ映像を見れば一目瞭然なんだけど、映像フィルターがSteam版の限定要素として追加されたんだ。モンスター紹介ムービーのようなモノクロ(シネマ風)エフェクトから、セピア調、戦国風(?)なんかのエフェクトが楽しめる。クリップ撮るのも面白そうだよね。
動作環境
詳細な動作環境も公開されたんだ。ちょっと的外れな気もするんだけど、紹介してく。
画像は全て公式サイトから引用させてもらってるんだ。
最低環境(1080p/30FPS)
まずは最小環境から。これは体験版と変わらずフルHD30fps、つまりSwitchと同様なんだけど、最小が過ぎるんだよね。正直、Steam版のハイクオリティなグラフィックを楽しめるような構成ではないから、全くオススメ出来ないんだ。
推奨環境(1080p/30FPS)
こっちも変わらずの推奨環境。グラフィック設定中でフルHD30fpsを保証してくれてる。軽いことはいいことだけど、全く物足りないと思うんだ。
高スペック環境(1440p/30FPS) New
高スペック環境では、グラフィック設定「高」でWQHDの30fpsなんだけど、普通に考えたら最低でも60FPSを持って高スペックって言うべき。第6世代のi5とRTX2060って構成だから、少し前のエントリーモデルでもこの位は可能なんだね。
最高スペック(4k/60FPS)
一気に要求スペックが跳ね上がった、さすが4k。60FPS出すのにRTX3070を要求してくるんだ。でも60FPS・・・。特徴としてフレームレート無制限を謳ってるのに・・・。
環境とグラフィック設定とフレームレートについては製品版でいろいろ試して記事にするから、続報を待って貰えたら嬉しいんだ。
実際にプレイしてみた感想
2022/1/14追記
取り合えずHR開放までプレイしてみたから簡単に感想を書いてくんだ。
まずは、グラフィック面。
これは圧縮された画像を見ても明らかに違うんだよね。i9+3080Ti(1440p最高品質)でフレームレートも常時144FPS出てたから、快適にプレイ出来たんだ。フレームレート上限を「なし」にしたら280FPS位は出せるみたい。参考までに。
各種ムービーだけは30FPSだったから、あそこはSwitchに合わせて元々そう作られてるのかもね。
ゲーム内容自体は散々プレイ済だから特に目新しいことはないんだけど、個人的には、カウンターのタイミングが取りやすくなってたり、マガドの燃えてるとこ殴った時のエフェクトが見やすくなってたり、って言うのが簡単な感想。やたらと空振りが多くなってしまったんだけど、たまたまだと思う。へったくそ。
里のエンディングまでをなんとなくYoutubeに上げてみたんだ。適当にプレイしてても4時間半位なもんだったよね。見返すといろいろ無駄が多いね。前半黄色ゲージで殴ってたのとか思い出して既に懐かしかったよね。
画質は落としてあるし、無言で黙々と消化してってるだけの面白みのない映像。ランス使う人にはほんの少しだけ参考になるかも知れない。ならないかも知れない。
ある程度進めた状態での感想は↑で紹介してるよう。
最後に
TGS2021で発売日が発表されたSteam版モンハンライズについてあれこれ考えてきたんだ。
トレーラームービーを見る限り、グラフィックはとってもキレイになってるから楽しみなんだ。10月14日には体験版がリリースされるから、リリースされたらいろいろ試してここで発表してこうと思うんだ。
サンブレイクはSteam版とSwitch版が同時リリースみたいだから、フレンドが多く流れた方でプレイ出来るように下地だけは整えておこうと思ってるよ。
そんな感じ。