こんにちは、ざるたんです。よよい。
今回はモンハンシリーズ初心者向けの解説記事になるんだけど、上級者の方々でも出来てない人が多かったりする立ち回りの基礎の基礎って部分について解説していこうと思うんだ。
だから、オーノーアイアムノット初心者ドゥーユーアンダスタンド?って思う人もちょっと目を通してみてもらいたいんだ。
んじゃま、いってみよ。
己を知る編
孫子の教えとは順番が逆になっちゃうけど、まずは己を知ってこ。
みんなは修練場使ってるかな?
使ってない!?
使ってくださいおねがいします。
まずは自分が使ってる武器のコンボルートとか、攻撃でメカカッパに与えるダメージ、ゲージ武器ならゲージの回収速度、回避への派生スピードとか入れ替え技なんかもしっかり確認するところから始めるんだ。
カウンター技がある武器なら亀に足踏みとかブレス攻撃とかさせてそのタイミングも掴んでおきたいところ。
火力スキルの効果測定とかも出来るし非常に便利だから、まずはこの修練場で心行くまで武器を振り回すんだ。
DPSを意識する
修練場で亀をぶん殴るときに意識したいのがDPS(Damage per Second)。直訳すると秒間火力。実際には一秒間の与ダメージはそんなに重要じゃないんだけどね。
練習方法は、亀の足踏みが終わってから踏み込んで攻撃、次の足踏みまでに振動範囲から離脱するorガードする。その間に与えるダメージが最も大きいコンボを探すんだ。実際のモンスターは転びでもしない限りはそんなに長い隙をさらすことはないんだけどね。
あとは、会心率を0%にした状態で、切れ味が落ちるまでに与えた総ダメージなんかも意識すると実戦で有効なコンボが見えてくると思う。
攻撃しながら勝手に移動しちゃう系の武器なら、移動をスティックで制御出来るように練習しておくとよいよ。
これがなんの練習になるかっていうと、単純な操作の練習だけじゃなくて、ダウンしたモンスターにラッシュをかける時に最大火力を出す練習になるんだ。大剣なら溜め斬りコンボ、双剣なら空舞ループとかになるかな。
実戦で手数を稼ぐためにはほんの細かい隙にこちらの攻撃を差し込まなきゃいけないんだ。2発で締めるコンボとか、3発で締めるコンボ、武器出しだけを当てる、とかいろんな想定でやっていくとよいよ。
発動スキルを意識する
直接火力を左右するスキルは考えなしに付けても問題にならないことが多いんだけど、回避距離とか回避性能、ガード性能とかガード強化に関しては付いてることをしっかりと意識しておいた方がよい。
わかりやすく回避距離を例にとると、今作の回避距離UPはとんでもなく回避行動の距離が延びるんだ。剣モードでモンスターにコロコロ近づくスラアクとか、位置取りのために転がるヘビィボウガンにはあると便利なスキルだよね。
でも、ステップ回避でモンスターに張り付きたいランスとか、常時チャージステップで動き回るスタイルの弓からするとマイナススキルになっちゃったりもするんだ。
便利系のスキルはあることに慣れてしまうと、装備構成が変わって無くなった時に非常に戸惑うんだよね。だから、便利スキルが付いてることを意識しておくことは大切。高速変形無しスラアクや納刀術無し太刀とか考えられない、ってなっちゃうのはまた別のお話。
敵を知る編
孫子の教えの通り、狩猟する相手のことも知らないと有利には戦えないのは当然のことだよね。
当然モンスターによって対策スキルも違うし、弱点属性が違うから担ぐ武器も変わるかもだし、そもそも有利に戦える武器種に持ち替えるのもありだと思う。
クエスト前
クエストに出かける前からクエストは始まってるんだ。家に帰ってもクエスト、次にクエストに行くまでがクエストなんだ。
MHRiseではハンターノートの大型モンスターリストにこんな便利な機能が付いたんだ。Freedomの小部屋フォーエバー。
この画像のページではモンスターの弱点部位やその肉質、弱点属性が解るんだよね。しかも数字で。
これゲーム内でちゃんと説明されてない気がするのだけど、モンスターハンターのモンスターは部位ごとに硬さが違うんだ。ここまでは誰でもわかると思うんだけど、その硬さを表す数値が肉質で、数字が大きい方が大きいダメージが出る。
同じ部位でも肉質は刃物で切り付けるときに参照する切断肉質(斬肉質)・鈍器で殴るときに参照する打肉質・銃で撃ったり矢で射る時に参照する弾肉質に分かれてる。つまり、ハンマーでの弱点が必ずしも大剣での弱点じゃないし、太刀での弱点が必ずしも弓での弱点にはなってないってこと。
肉質の数値は百分率で与えるダメージのパーセントを示してるんだ。
例えば、肉質60の部位にモーション攻撃力が100の攻撃を当てると、モンスターの攻撃された部位には60ダメージが入る。肉質30ならその半分の30ダメージしか入らない。
モンスターに与えたダメージは総体力から減るだけじゃなくて、攻撃を当てた部位にも部位ダメージが入るんだ。部位ごとに決められた部位ダメージを与えると部位ごとに決められた怯みや転倒をする仕組み。
弱点部位(頭)の怯みが転倒ダウンになってる古龍やタマミツネがダウンループに陥りやすいのはこれが原因。多くのモンスターは地面と接してる脚や腕の怯みが転倒ダウンに繋がるから、最大弱点を直接狙えないときは狙ってくのが良いと思う。
モンスターの転倒ダウン中にも関わらず、部位破壊狙いなど特別の理由なく最大弱点を殴らないのは狩猟時間を長引かせるだけの行為になっちゃうので、最大弱点は把握しておくべきなんだ。
あとは全く逆に、近接武器の場合は肉質の数値が小さい部位にも注目しておくのが良いんだ。というのも、肉質23以下の部位は近接武器の緑ゲージを弾く。弾かれると大きな隙が出来て回避できずに攻撃を貰ってしまったりするから要注意なんだ。
さっきの画像のオロミドロだと前脚が該当するんだけど、頭とか胴体狙いの攻撃は非常に前脚に吸われやすいから、青ゲージ以上をキープしたり、心眼スキルを発動させたりっていう対策をするのが望ましいんだ。
物理肉質が固い部位は属性が良く通る傾向にあるから、弾かれ無効の攻撃とか、肉質無視のガンランス砲撃なんかで強引に部位破壊を狙っていったりするのもとっても有効。
初対面のモンスターへの対応
これは個人的な方法なんだけど、ざるたんは初見モンスターにはしばらくの間攻撃しないでモーションを覚えることに徹してる。中型だといきなり殴りかかったりするけど。
武器を出したりしまったりしながらモンスターの周りをくるくる回る。サテライト移動って言うのかな。これを必ずソロでやる。ソロ、これ重要。特に経験者が居るマルチで戦ってもなんの参考にもならない。
モンスターの行動は基本的に[ターゲット設定]→[方向転換]→[攻撃動作]って言うのの繰り返しなんだ。攻撃対象を決めてから攻撃までの間に軸合わせ行動を挟む。常にサテライト移動をしてれば軸合わせ→攻撃動作の間にこちらの位置が変わってるからモンスターは明後日の方向に攻撃をするんだ。
つまり、基本的にソロ狩猟ではモンスターの周囲をくるくる回ってる分には攻撃を喰らうことは無いんだ。これ超重要だから覚えておいて欲しいんだ。
基本があれば例外もある。ソロでサテライト移動をしてても攻撃を喰らう状況の代表的なのは①オトモを狙った攻撃に巻き込まれる、②攻撃範囲が非常に広い、のどちらか。
ここで覚えておきたいのが攻撃範囲が広い攻撃。その攻撃の予備動作をしっかりと確認して、ガードするなり距離を取るなりの対処をしてくのが重要。そして、攻撃が終わった後の動作もしっかりと見ておくのが重要。実際にはこれが反撃を挟む隙になるから。
MHRiseではモンスターの一部行動が攻撃動作ギリギリまで軸を合わせてくるから避けづらかったりするんだけど、それらの要注意攻撃も覚えておくとよいと思う。例えば、クシャルダオラの吹上&高威力ブレスとか、ラージャンのデンプシーと気光ビームとか。直前で回避する習慣をつけて、砥石使ったり薬飲むときには注意するようにするべし。
ある程度モンスターの行動が把握出来たら、大体2エリア目位から攻撃をわざと喰らっていくんだ。各攻撃がどんな威力でどんな吹っ飛び方をして、属性やられがあるのか、武器種によってはガードしたらどの位のノックバックなのか、多段ヒットするのか、辺りを把握してく。
見落としがちなのが多段ヒット攻撃で、太刀の見切り斬りとか、スラアクの零距離とか不動効果の付いたモーション中に喰らうと溶ける攻撃を把握してく。テオの直下ブレスとかを見切ると即死したりするから。
今回ソロでもハンター自身が「(上から来るぞ)気を付けろ!」みたいな独り言を言うモンスターの必殺技も一度喰らってみておいた方がいい。
一通り被弾すれば、避けづらいけどダメージが小さくスーパーアーマーで無効化出来る攻撃や、絶対に喰らったらマズい攻撃とかが解ってくる。ダメ元フレーム回避とかも試してみたりするのもよいと思う。ティガの突進一歩目みたいな当たり判定の穴を探したりとか。
ちょっと話はそれるけど、モンスターの攻撃判定には目標に向かって判定が移動するタイプの攻撃もあるんだ。フレーム回避を狙うのはこういう攻撃。例えばオロミドロのひっかきなんかは前脚に向かう方向に回避することで性能無しでも結構抜けられたりする。
1戦目・1勝目を終えて
初見1戦目はどんなに時間がかかってもどんなに回復ガブ飲みしても、なんならクエスト失敗してもよいんだ。ここで重要なのは、武器をしまってれば乙ることが無い状況を作ること。そうなれば隙の大きい動作をサテライト移動しながら待って、落ち着いて回復すればいいから。
被弾直後に焦って回復しようとすると攻撃重ねられて乙ったりするから注意。というか、乙のほとんどがこれが原因だと思う。繰り返しになるけど、納刀中には絶対に被弾しない位に行動を把握出来てるってことが超重要。
あとは、属性やられの対策をしたり、振動・風圧が邪魔ならスキル積んだり、ノックバックが大きいならガード性能積んだり、次戦へ向けて装備面での対策をしてく。
モンハンシリーズの装備は最終的に全モンスター用の専用装備が最適解になるんだ。終盤に行くにつれて汎用装備では快適に狩れない相手が多くなるから。初見の感想で自分で厄介だと思った攻撃に対策できるスキルを積むのがとても大切。
他には弱点の確実な把握も忘れちゃダメ。ゴシャハギとかオロミドロの頭とか普段は近接で攻撃しづらい部位も転倒ダウン中には位置が下がる。肉質見れば一目でわかるんだけど、せめてダウン中は弱点部位に攻撃しないとだめ、時間だけが過ぎていく。
いや、そんなこと言われなくても・・・、って思うかもだけど、野良マルチ見てるとこれが出来てない人が多すぎるんだ。古龍ダウン中に後ろ足斬ってる太刀とか多い。
百戦危うからず編
実際に百戦するころには装備も仕上がってるし、作業になっちゃってると思うけど・・・。
ここまでをまとめると、まず己を知る。
これは、使用武器の火力の高いコンボだったり、回避移行のスムーズさだったりを把握すること。
次に敵を知る。
これは、モンスターのモーションだったり反撃のタイミング・離脱のタイミングを把握しておくこと。そして、被弾しても焦らず隙を待って回復すること。
一戦終えたら対策スキルを揃えて次戦に備えること。
これが出来てれば脱初心者だと思うんだ。重要なのは、初見~出来れば慣れるまではソロでクエストに出かけること。マルチでわちゃわちゃしたまま狩ってもいろいろ覚えられないから。
そして、一番大切なのは焦らないこと。まぁ、初見モンスターにわけわからん攻撃されたら焦るんだけどね。「必殺っ!ベルキーーーーーック!!」とか。あれは焦る前にキャンプ送りか。
カメラマンと虫と鳥達と仲良くする編
画像は世にも珍しい三毛猫の雄(たぶん)フカシギさん。内容とは関係ない。
モンハンに限らず3Dのゲームで重要なのが視点移動。今作にはターゲットカメラやロックオンカメラがあるんだけど、正直全然オススメ出来ないんだ。今後マルチプレイについての記事も書こうと思ってるんだけど、マルチでの戦況把握がしづらいんだよね。
あと、高高度に飛ばれたり、高速移動されるとカメラマンが吹っ飛ばされるんだ。だからカメラはRスティック使ってマニュアルでモンスターに合わせるべし。これはモンスターの周りをサテライト移動するときに常にモンスターに注視する練習をしておくと気が付いたら出来るようになってると思う。
あとは、今作の新要素「翔蟲」を使いこなすのも重要。受け身にしろ空中移動にしろ、鉄蟲糸技にしろ。
慣れてくると、モンスター近くのキャンプにファストトラベル→翔蟲移動と犬ライドで即ターゲットに移動ってやりがちだけど、クエスト中に回復薬を3回以上飲む必要があるくらい被弾するならヒトダマドリを回収しながら向かうのが良いと思う。
特に双剣と弓はスタミナゲージが与ダメにも大きく影響するから通り道とか近場の鳥は回収した方がよいよ。
最後に
モンスターハンターシリーズの基本的な勝利条件は、50分以内にモンスターの体力を削りきるor一定ラインまで削って捕獲する。っていうシンプルなやつ。
逆に敗北条件は、PT全体で3回力尽きる、50分が経過する、(捕獲クエで討伐する)、ってこっちも非常にシンプル。
今作の難易度では、敵と己が知れてれば50分経過しちゃうことは無いと思うんだよね。極端な縛りプレイは別として。3乙は全然あり得ると思うんだ。
ソロだと乙後の展開は変わらないけど、マルチだとそうは行かないんだ。一時的にでも前線の人数が少なくなることでターゲットローテーションのペースが上がる。攻撃回避に時間を取られて手数→モンスターのダウン回数が減る→戦闘が長引く、って悪循環に陥る。
今回の記事を参考に敵と己が知れればソロマルチ問わずに被弾が減って気持ちよく狩れるようになると思うんだ。この記事がみんなの参考になったらよいな、って思うんだ。
そんな感じ。