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【MHRise解説】カムラの里で見かける「そんな装備で大丈夫か?」

こんにちはざるたんですよい。

モンハンシリーズの一番の楽しみだったりする装備セット作り。スキル構成だったり防御力や属性耐性を重視したセットだったり、って感じでいろんな装備を登録して、相手によって使い分けたりするのが楽しいよね。

もちろん、武器種を変えたり、属性武器を持ち替えたり、ってセットも作って使い分けるともっと楽しい。

有用なスキルが詰まったテンプレ装備を使う人や、見た目も大切にしたい一式装備の人、人とは違ったスキル構成で遊びたい人とか、ネタに走ったスキル構成にしてみたりする人、いろんな装備があるんだ。

ざるたんは基本的に人の装備についてとやかく言う趣味はないんだけど、武器種によっては有効ではないスキルまみれの装備や、一撃で持ってかれてしまう防御力の装備とか、Lv.2スロットが空いたままの装備とかを使ってる人を見ると悲しくなるし、PSも想像が付くんだ。

大前提として、ソロでプレイしてる分にはどんな装備で遊んでもいいし、効率を優先しない身内パーティーでは仲間の了承があれば服装に対して誰も文句は言わないんだ。

そんなわけで、今回はモンハンライズの、主に野良マルチで見かける「そんな装備で大丈夫か?」と思える装備を紹介していくんだ。

れっつご。

フルマガド装備

一つ目はモンハンシリーズ恒例のメインモンスターフル装備なんだ。なぜか太刀を使ってるプレイヤーが多いのも印象的。

始祖はフルバルカンで、有名にしたのはフルクシャだと思われるこのメインモンスター一式装備。今作では、パッケージモンスターのマガイマガドがターゲット。

この装備では固有のスキル「鬼火纏」のLv.4が発動するんだ。「鬼火纏 Lv.4」の効果は、モンスターの怒り状態に合わせて鬼火やられ状態になる。って感じ。これがマルチプレイでは迷惑になっちゃうんだよね。

鬼火やられ状態は、マガイマガドから一部の攻撃を被弾すると陥る状態異常で、状態異常から一定時間後や、吹っ飛び以上の攻撃を受けた時に爆発するって言う爆破やられに似た効果があるんだ。爆発するときには周囲の仲間にも吹っ飛びリアクションを与えるから早めに解除した方がいいんだけど、これを解除しないで戦う人が多いんだよね。

解除方法は回避を連続で行うか、納刀状態から翔蟲で移動するって感じ。翔蟲で解除した場合には、モンスターの攻撃が触れるとダウンさせられるんだ。1回目のダウンはすぐに取れるんだけど、2回目以降は見たことない。位の効果。

鬼火やられになってると妖怪の登場シーンで使われそうな「ひょ~~~~」って音が鳴り続けるし、明らかにハンターさんが紫色に燃えてるし、アイコンも出るからわかりそうなものなんだけど、そのまま爆発するプレイヤーが後を絶たないんだ。

しかも、モンスターがダウンして集中攻撃を仕掛けてる間に仲間を巻き込んで爆発されると、パーティー全体のチャンスを潰すことになっちゃうし困ったものなんだ。

上位マガド装備の腕は匠Lv.2にLv.2スロが空いてるから、匠装備のパーツとしてとても優秀なんだけど、一式で着るような装備じゃないんだ。

「こんな装備では大丈夫ではない。腕以外着替えてくるんだ。」

穴あき装備

穴あき装備とは、装飾品スロットが空いたままになってる装備のことなんだ。穴あきチーズとかいろんな呼び方をされてるよ。

MHWからはスキルポイント制じゃなくなったので、混成装備(キメラ装備)でもスキルポイントが無駄になるようなことは無くなったんだけど、装飾品スロットになにも入ってない状態のプレイヤーも少なくないんだ。

低HRなら装飾品が作れてないだけな可能性もあるから問題にはならないんだけど、HR100超えで隙間があると、構成ミスなのか仕様を解ってないのかに関わらず不安になっちゃうよね。少なくとも賢いハンターには見えない。

酷いのになると、ヴァイク胴とかクロムメタル腰みたいなスキル無しスロット3-2-1みたいな部位を使ってるのにも関わらず装飾品が入ってなかったりするんだ。どこかのテンプレ引っ張ってきたのだろうけど、あまりに不完全。

所謂テンプレ装備って言われる装備でも装飾品が入ってなかったりすると、意味をなさないし、使ってるハンターも少なくとも賢くは見えないから、参照するときは装飾品ごと参照すると良いよ。

「こんな装備では大丈夫ではない。その穴に装飾品を詰めるんだ。」

有用ではないスキルが発動してる装備

護石のサブスキルや、装備や護石のスキルで武器種によっては無効になるスキルが発動しちゃうこともあるから一概には言えないんだけど、わざわざ装飾品を使ってまで有用ではないスキルを発動してるプレイヤーを見ると「ハッ」とするんだ。

例えば、ガンナーに匠とか、弓に渾身とかが例として挙げられるんだ。どっちも全く有用じゃないスキルなんだよね。匠に至っては効果が発動することもない。

流石にここまでめちゃくちゃな人は少ないけど、中にはナルガ武器に匠とか見切り7+弱特3とかを付けてるプレイヤーも居るし、どこを殴っても会心率0%になる装備に超会心がついてたりするプレイヤーも居るんだ。

仕方なく匠が付いちゃうクシャ頭以外は別の装備に変えた方が良いね。

「こんな装備は大丈夫とは言えない。武器を変えたら防具も変えるんだ。」

野良マルチでの運気装備

歴代マルチで嫌われスキル、と言えば運気装備。

今作だとなるかみ・しまきシリーズが当てはまるのかな。装飾品で発動する場合はLv.3スロ×3で発動出来る。ソロならナルハタタヒメ周回とかにかなり有用。ガンナーなら弾強化を切ればその分で発動出来るんだ。

でも、マルチで運気発動してると印象はあんまりよくない。Ver3.x現在のライズでは、運気と火力スキルを両立出来るような装備は存在しないから、火力を他人に任せて報酬をたくさん貰おう、って意図が見えてしまう。

自分にしか効果がないことを知らずに発動してるのかも知れないけど、その分火力スキルを盛って速く終わらせた方が良い、って考え方が主流なんだ。

気心しれた4人パーティーで、全員が運気装備を着てナルハタタヒメとかスキル要求の低い相手を周回するなら超有用なんだけど、野良だと基本的にはいい顔されないよね。そんなスキル。

「こんな装備で大丈夫じゃない。ソロか気心PT以外では着ない方がいい。」

未強化装備

かつてのシリーズでは防具の強化にモンスター素材を要求されたり、未強化だとスロットが空かなかったりした作品もあるんだけど、ライズでは未強化でも防御力が低いだけでスキル面での不利は無いんだ。

防具のレベルが1上がると防御力は2上がる。全部位Lv.1と全部位Lv.11ではトータルの防御力は100変わる。

モンハンシリーズの防御力と被ダメージの関係は対数曲線を描くから、ライズでは320あたりから上は防御力を上げても劇的に被ダメが抑えられるわけではないけど、瀕死と即死の違いはあるんだ。

特に高難度クエでのガンナーは、一発耐えるか一発で持ってかれるかのラインに大きく関わるんだ。装備作ってセット組んで、ってやってると忘れがちだけど、ちゃんと強化しておこう。誰も得しないから。

更に、下位と上位前半を駆け抜けていきなり最終装備を作りたい気持ちは解るけど、尻尾回転で半分以上削られるような下位装備で上位後半のモンスターを相手にするのは無理があるんだ。ソロでやる分にはいいけど、上位上がりたてやサンブレイクでのマスターランク上がりたては一回スキルよりも防御力を優先しとこう。

「そんな装備で大丈夫なわけがない。少なくとも尻尾で蒸発しないでおくれ。」

マルチでのフル赫耀

以前別の記事でも紹介したフル赫耀装備。発動スキルは龍気活性。一式装備が許される数少ない防具。詳しくは↓のリンクから。

【MHRise解説】使い方の難しいスキル=龍気活性を説明してく賢いハンターのざるたんが解りづらいスキルをわかりやすく説明してくシリーズの記事。今回は龍気活性について解説してるんだ。攻撃7と比較して性能比較なんかもしてく。...

体力が80%以下の状態で火力アップするし、防御力が高いから80%でも意外と耐える、全属性やられ無効、って感じの有用装備なんだけど、逆に体力80%を超えると火力が大幅にダウンするって考えることも出来るんだ。

さらに、発動時は龍以外の属性攻撃が無効になるから4属性武器を持ってても意味がないんだ。この仕様を把握出来てない状態でフル赫耀を着てると、適切な装備よりも大分火力的に控えめになるんだ。

更にピンチの仲間が居たり、回復笛が居るようなパーティーでは体力維持がかなり難しいから龍気不活性の控えめ火力状態で戦うことになるんだよね。イカにも注意が必要だよ。

「そんな装備で大丈夫だと思った?ソロでやっとこ。」

スキル欠け装備

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そう、匠1~白ゲージが出る武器なんだ。白ゲージを出すと強い。逆に青ゲージで使ってると別に強いわけじゃない。それでも匠が付いてなかったりするんだ。

他にも、弓の弓溜め段階解放スキルや、盾持ちのガード性能、双剣の斬れ味ケアスキルあたりの必須級スキルが付いてない装備のハンターさんを見かけると「おっ?」ってなるんだ。

ガンナー装備

モンハンシリーズのガンナー、特にボウガン2種に関しては要求されるスキルと知識が近接武器よりも格段に多いんだ。

スキルに関しては、メインで使う弾丸の反動・装填速度が最小・最速になっていること、ブレが無いこと、物理弾を使うなら各種弾強化、速射をするなら速射強化、徹甲を撃つなら砲術とおだんごスキル、って辺りが発動してないと途端に弱くなってしまうんだよね。

特に貫通速射ガン≒ナルガライトはその火力のほとんどを速射強化Lv.3と貫通弾強化Lv.3に頼ってるんだ。両方併せると1.2倍×1.2倍で元の1.44倍の火力になるんだ。更におだんごスキルの暴れ撃ちと射撃術で元の1.5倍を超えるダメージを繰り出せる。

速射が強い、と言われてる理由がこれなんだけど、逆にどっちも欠けてると約2/3の火力で戦ってることになる。1桁ダメージ連発してて疑問に思うことはないのだろうか。

強いと言われてる徹甲ヘビィも攻撃7砲術3を付けておだんご砲撃術も発動させて、当然最速リロード、最小反動、ブレ無し状態で考えれば高火力って言えるんだけど、どれか欠けてると一線級とは言えなくなるんだ。

ガ性5ガ強シールドヘビィもよく見かけるけど、ワールド時代のようなめちゃくちゃな硬さじゃなくなってるし、ライズでは咆哮はタックルで受けた方が良いと思うんだよね。あと、そのガ性お守りよこせ。

根本的な問題だけど、中型モンスターに貫通速射してたり、スキル欠け装備のハンターがまともに立ち回れるハズも無く、タゲ引っ張って戦場に混沌をもたらした挙句乙とか、なんならそのまま抜けとか見かけるのでガンナー全体がヘイトを買っちゃってるんだろね。まともな人達可哀想・・・。

「そんな装備は全然大丈夫じゃないから、ちゃんと与ダメ確認しよ」

強化パーツ無しガンナー

ライトボウガンならサイレンサーで反動軽減か、ロングバレルで攻撃力アップを、ヘビィボウガンならパワーバレルで火力向上かシールドで生存能力向上を工房で、デメリット無く、素材を求められることなく、無料ですることが出来るんだけど、付けてない人が結構いるんだ。

なんでだよ。

どうしてだよ。

「それはさすがにだめです。」

一式装備

モンハンシリーズでは、スキルを優先した装備を組むと見た目が壊滅的に悪くなることが少なくないんだ。強さだけでなく見た目も大切にしたいハンターは統一感のある一式装備を好む傾向にあるんだ。

以前のテンプレではピンク色のバケツを被った腕と脚がピンク、他が青いハンターとか、アカム胴の重厚な雰囲気を腰装備のサンバ感あふれる羽根で台無しにしてるコーディネイトのハンターとかが居たりしたんだ。すべてはスキルのため。

ライズでも赤いバケツを被ってるハンターが溢れてる。

逆に一式装備は見た目の統一感が売りでスキルは2の次になりがちなんだ。ライズで現状許される一式装備はさっきも出てきたフル赫耀か、一部武器種(ガンス)での一部運用(ボンボン)をする際のフルバゼル位。

重ね着装備

そんな見た目にこだわりたいハンターのために用意されているのが重ね着装備。どんな壊滅的な見た目でも上から別の服を着てカバーできるんだ。

だから、ライズでは見た目にこだわった装備をする必要がない。まったくない。

なのに一式装備を着てる、ってことはスキルの仕様を理解出来てない初心者であることを気付かないうちにアピールしてることになるんだ。当然敬遠される。

一時期のMHFでは求人区でロビー装備(重ね着みたいなもの)を着ることは禁止、って風潮があったんだ。ステータス確認したときに実際のスキルが解らなかったから。でもライズでは中身の装備が解るから重ね着装備をどんどん使って問題ないんだ。

「おおオシャレさん、それ重ね着だよね?」

最後に

今回は主に野良マルチでの装備について考えてきたんだ。きっと他にもヤヴァい装備は溢れてる。

実はここまでいろいろケチを付けてきたんだけど、装備やスキル不備があること自体はガンナー以外大きな問題にならなかったりするんだ。

ただ、有用なスキルセットを組んで狩猟を捗らせる、ってゲームデザインのモンハンシリーズで装備が不十分、ってことはプレイヤーの知識面でのスキルも不十分なことが見て取れちゃうんだよね。問題になるのはこっちなんだ。

経験者は他のプレイヤーの装備やスキル構成を見て、そのプレイヤーの立ち回りも想像できちゃうんだよね。まともな装備で立ち回りがイマイチな初心者ハンターさんも居るけど、装備がまともじゃないハンターさんが中級者~上級者であることは絶対にないんだ。ここは言い切る。

実際、仲間の装備を見てがっかりしたりしてるのは装備が弱いからじゃなくて、装備をちゃんと組めないハンターさんだからなんだ。頭を使うゲームだから、頭を使えないプレイヤーは周囲に不安を与えるんだ。

今回はマルチで見かける「そんな装備で大丈夫か?」って思えるハンターさん達の装備を参考に書いていってみたんだ。「大丈夫だ問題ない」って言わずに「一番いいのを頼む」ってナカゴに言うようになって欲しいんだ。

そんな感じ。

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