【MHR:S解説】Ver.15追加スキル＝狂竜症【翔】について

こんにちは、傀異研究レベルも300になって、ここからは傀異討究クエストのレベルをモンスターごとに300にしてく果てしない旅の途中にいるざるたんですよい。

Ver.15アプデ直後から突っ走ってたから、各種検証が遅れてしまって記事にするのもお待たせしてしまったよね。

今回は、追加スキルから狂竜症【翔】について解説してくから、よろしくお願いするんだよ。

それじゃさっそくれっつごう。

狂竜症【翔】

狂竜症【翔】はVer.15で追加されたスキルで、傀異克服シャガルマガラ装備の腕・腰・脚に1ポイントずつ付いてる。

ゲーム内でのスキル説明文は↓の感じ。

各レベルごとの説明文は↓になってる。

つまりは、狂竜症を克服すると、翔蟲ゲージが一定時間増えた状態で戦える、ってスキル。翔蟲ゲージが火力に直結する武器種なんかでは有用なスキル、って感じだね。

重要な点は、このスキルに増える翔蟲は野生の翔蟲と重複するってこと。一時的にだけど翔蟲を4匹連れた状態に出来るから、ダウンラッシュ中とか通常時から回復の遅い鉄蟲糸技を連発する武器種とは相性が良いよね。

ただ、納刀で効果時間が短縮されちゃうから、頻繁に納刀する立ち回りだとそもそもこのスキルを活かせないから注意だね。

発動装備

発動には克服シャガルの装備、ヴァチスシリーズ・プラグマシリーズが必要になるんだ。

部位ごとの性能を↓にまとめてみる。表記は男性用のヴァチスで統一しちゃうけど、プラグ間シリーズでも同じ構成になってるよ。

最大レベルでの発動には腕・腰・脚の3部位を克服シャガル装備に固定する必要があるんだけど、狂竜症の克服に必要な狂竜症【蝕】も付いてるから、頭と胴は完全フリーに出来るのがメリット。

部位単位でみると、攻撃3が付いてる腕と弱点特効2が付いてる腰が優秀かな。奮闘は狂竜症【蝕】だけだと1段階目の効果だけしか得づらいから、脚は奮闘をキュリアの餌にして他スキルを狙いつつ、スロ441を目指すのが強そう。

頭はイマイチだけど、胴は匠or装填拡張のどっちかをキュリアの餌に出来るから、スキル特化の錬成で狂化奮闘構成をアップデート出来るかもね。スロ411も現実的に目指せるし、拡張性も問題ないかな。

身も蓋も無い話だけど、このスキルが不要なら腕腰脚の3部位はこれをキュリアの生贄に捧げることで、狂竜症装備を大幅に更新できるんだよね。武器種によってはそっちの方が有用だと思う。

実戦的な運用方法と向いている武器種

では、ここからは実際にどんな状況で活きるスキルなのか、どんな武器に向いてるのか、ってことを考えてく。

まず、発動条件から見てく。

狂竜症【翔】の発動条件は、狂竜症を克服すること。そこからスキルレベルごとに一定時間翔蟲が1匹増える、ってスキルだったよね。

狂竜症の克服がトリガーになってるから、必然的に狂竜症【蝕】と同時に使うスキル、ってことになる。幸い、【翔】が付いてる部位には【蝕】も付いてるから、この点はクリア。なんだけでちょっと考えてみて欲しい。

狂竜症【蝕】Lv.3は克服後、90秒間狂撃状態になるんだけど、どっちもLv.3で発動させると、狂撃状態が終了したと同時に翔蟲が減っちゃうから、次の克服に活かせないんだよね。って考えると、【蝕】はLv.2までで止めていいんじゃないかな。もっとシンプルに考えると、翔蟲のために使うならLv.1止めして、その分錬成で良スキルを付けた方が有用だと思う。

発動レベル

発動レベルはせっかくだったら3まで発動させておくのがよいのかな、って思う。

腕・腰は装備自体が優秀だし、脚もスロ441を現実的に目指せるから、Ver.15で追加された攻撃II珠とか達人II珠が活かしやすいよね。

武器種との相性

スキル効果を考えると強力な鉄蟲糸技を連発出来る武器種との相性が良いよね。ただ、普通の鉄蟲糸技は翔蟲が3匹居ればクールタイムが順繰り終わるから十分だと思うんだ。だから4匹は過剰。

ってなると、一番に上げられるのがクールタイムの長い鉄蟲糸技が強力な太刀が上げられるんじゃないかな。中でも桜花を連発する構成とか、居合抜刀から飛び蹴り→兜割を連発する構成とかと相性抜群だよね。

開幕野生の翔蟲を使って桜花2連発と見切りとか威合で赤くして、アルティメット気刃を入れて、ってやるとほぼ克服寸前まで溜まるから、そこからもう1発桜花→克服して増えた翔蟲で更に1発桜花→アルティメット気刃、って流れが決まると気持ちいい。

ダウンラッシュ中の螺旋斬連発とか、空舞回避→螺旋斬とか、朧翔けにもふんだんに翔蟲を使う双剣もいいかな。大剣も一糸呵成が2連発出来るね。

逆に鉄蟲糸技にあまり依存しない武器種だったり、クールタイムが短い武器種だったりは不要なスキルって感じなんじゃないかな。

色んな武器種と組み合わせて鉄蟲糸技を連発してきた上での個人的な感想では、実質太刀の専用スキル、って感じ。一応、狂竜症進行中にスタミナ消費軽減と属性値アップがあるから、双剣とかにも良いかも、とは思う。逆に太刀はスタミナ消費軽減が活きてこないんだよね。難しいスキル。

武器との相性

同時実装のアマツ武器にはデフォルトで鉄蟲糸技強化が付いてる。鉄蟲糸技のダメージが1.1倍になる、って効果で併せて使うと強力。

高攻撃力、マイナス会心付き、って感じの武器なんだけど、狂竜症【翔】自体が狂竜症の克服を前提としたスキルだから、克服時の会心率上昇が活かせるんだ。

他スキルとの相性

この項では狂竜症【蝕】をLv.1、狂竜症【翔】をLv.3発動させてる太刀で使うことを前提に話を進めてく。

まず、狂竜症【蝕】はマストだから、特に言うことはないよ。

克服後の狂撃化状態では、狂竜症【蝕】によるバフは会心率20%のみになってるから、感染状態よりも攻撃力自体は落ちちゃうんだ。それを埋めるスキルを考えると、災禍転福が上げられるんだけど、効果時間は30秒だけだし、ちょっと微妙かも。まぁ、付けないよりは付けた方がよさそう。

翔蟲の効果を最大化するために翔蟲使いを付けるのはありだと思う。武器をしまうとペナルティがあるスキル同士、ってことで風纏もセットで使えば翔蟲に困ることはほぼ無くなるね。ただ、マルチで使うことを考えると過剰かも。桜花連発→アルティメット気刃って構成なら活かせるかな。そうなると冰気錬成も付けたいし、ガチャ運に左右されるよね。

あ、ちなみに、特殊納刀とか威合は納刀判定にならないから安心してよいよ。

普段から狂竜症【蝕】を使ってる太刀さんがどれくらい居るかは不明だけど、普段から使ってるなら追加のデメリットも無く翔蟲が多く使えるから良い感じなのかな、って思う。

デメリット付きのスキルについて

ライズ→サンブレイクを最も象徴するスキルセットは狂化+剛心だと思ってるざるたんなんだけど、前作MHW辺りからデメリット付きのスキルが増えてきたと思うんだ。

サンブレイクで考えてみると、狂化、伏魔響命、狂竜症【蝕】の体力が減ってく系をはじめとして、業鎧【修羅】、鬼火纏、龍気活性あたりの被弾時に効くデメリット付きスキルもある。

これらのスキルはメリット面を強く紹介する方々の影響か、マルチでも凄く流行ってるんだよね。デメリットを把握出来てないで使ってるプレイヤーさんも一定数居ると思う。

今回紹介してる狂竜症はメリットもデメリットもマイルドなんだけど、それでもスキル無しよりも乙には近くなってるから、注意して運用した方が良いと思うんだ。特にマルチだとPT構成によっては手数が稼げなくて、焦って攻撃に行って他人タゲに被弾→自タゲで止めみたいなのをよく見る。あと、自分のスキルで発症すんな。ウチケシ持ってこ。

余談だけど、デメリット付きスキルの最高峰は今でも攻撃力1.3倍の火事場だと思うんだけど、不思議とそっちは人気は無いんだよね。被弾＝確実に乙って感じのスキルだし、意図しない回復が起こりやすいから使いづらいのもあるけど、火力至上主義プレイヤーさんのソロなら使えばいいのに、って思ってる。

おだんご火事場ならスキル枠も圧迫しないし攻撃力1.35倍だし、伏魔響命と併せて使えるしね。発動までに時間がかかるのが不人気理由なのかな。

狂竜症に話を戻すと、体力の減少もマイルドだし、克服時に赤ゲージは全快するし、デメリットは小さい分、攻撃・属性値のバフもマイルドって感じのスキルなんだ。ただ、克服時のメリットが60秒間会心率+20%しかないのがイマイチポイント。

狂撃化状態で会心率100%を目指す場合、狂竜症進行中の会心率は80%になっちゃうし、サンブレイクのスキルインフレ環境の太刀で使う前提だと、渾身とかで簡単に100%を目指せるから非常に微妙。アマツ武器なら無駄にはならないんだけどね。

付ければ単純に強化されるスキルってわけじゃないから、利便性を優先して付けたり、普段使いの装備でスタミナとか翔蟲の不足を感じてから採用を検討すればよいと思う。そんなスキル。

最後に

ざるたんは克服シャガルの装備は狂竜症のデメリットを踏み倒せる系のスキルだと予想してたんだけど、結果としては翔蟲管理に関するスキルだったからちょっと拍子抜け、って感じだったんだ。

もちろん武器種によっては有用だし、歴代最高クラスにスキル環境がインフレしてるから、ダメージアップ系のスキルを積みつくしても、立ち回りスキルが入る余地もあるし、最優先で付けるようなスキルじゃないけど、他スキルとの兼ね合いで採用してもいいかな、って感じのスキルだと思ってるよ。

そんな感じ。