こんにちは、ざるたんですよい。
ざるたんは逆転裁判シリーズが好きなんだけど、最近新作が出なくて寂しい思いをしてるんだ。なので、日々Steamで似たようなゲームを探したりしてるんだけど、なかなかいいのが無いんだよね。
と言うのも、テキストを読み進めるゲームスタイルだから、出来れば日本語でやりたいんだよね。英語だとわからない語句とかいちいち調べなきゃだし・・・。
話は変わって、ざるたんはマリオのピクロスとかのピクロスゲームも好きなんだ。ボーっとやるのにちょうどよいよね。Switch Online加入で遊べるSFCソフトのマリオのピクロスもやり込んだんだ。
逆転裁判みたいな推理ものでパズルと組み合わさってるゲーム、と言うことで目を付けたのが今回紹介する「パズル探偵スカウト」なんだ。
ネタバレ無しで解説してくから安心して読み進めて欲しいんだ。
パズル探偵スカウト
パズル探偵スカウトは、イギリスのMediatonic Limited(メディアトニック)開発のパズルゲーム。2020年3月7日リリース(Switch版は2020年3月5日)で、Steamでの評価は「非常に好評」ってなってる。まぁ、ざるたんは「賛否両論」位のゲームの方がハマったりするんだけど。
Switchにも移植されててプレイ環境が幅広いんだ。ざるたんがプレイしたのはSteam版だから、Switch版とは違うところもあるかも知れない。
英語圏開発の割には日本語ローカライズがまともで、テキストを読んでて違和感とかを感じることはそんなにない。これがイギリスか・・・、とか思ってたんだけど、実は日英共同開発なんだ。日本語的な言い回しとかも多かったから、あとから知って納得したんだ。
ちなみに、スカウトって言うのは画像の右に飛んでるロボットの名前。スカウトかわいい。左の女性は女優のホナー・ミズラヒ、主人公。
ゲーム内容
ゲーム内容は、大きく分けるとテキストを読み進めるストーリーパートと、ピクロスをプレイするパズルパートに分かれてるんだ。
ピクロス自体の難易度は低めで、基本的には時間制限もないし、ヒントもあるから詰まっちゃうことはないと思う。
ストーリーパート
ストーリーパートではかなり濃ゆいキャラクターが会話を繰り広げる。一般的なアドベンチャーゲームとして読み進めることが出来るんだ。ストーリーは全4話で、殺人事件が発生して容疑者を絞り込んで事件解決、って流れがメイン。
登場人物には芸能関係の友人や同僚から、事件の容疑者までいろいろいて、会話の中から推理してくんだ。
でも、実際に逆転裁判の裁判パート的な要素は無いから、証拠品を総当たりで人に見せたりしても進めることは出来るんだ。ただ、一緒になって推理しながら進めた方が楽しめると思う。
スキャンモード
スカウトにはあたりの怪しいところをスキャンして証拠とかを見つける機能が付いてるんだ。上の画像ではグレーアウトして選択できないんだけど、該当場所で[調べる]ってコマンドを選択すると、スキャンモードに入る。
スキャンモードではスティックを使って視点を移動して怪しい場所を探すことが出来るんだ。
怪しい場所に地下ずくと画面中央のポインタが点滅を始めて、ピコンピコンとありがちな音が鳴る。さらに絞り込んで怪しい場所にポインタが合うと、ポインタは赤く点灯する。そこで調べるボタンをプッシュするとパズルモードに突入するんだ。
パズルモード
さっきもちらっと画像を載せたけど、パズルモードはこんな感じ。至ってシンプルなピクロス。特に説明することは無いと思う。
ただ、ピクロス自体が小規模な上、完成した画像が急にカラーになるから出来上がったものが若干無理のある画像になる。ここは残念。
だけど、ピクロスの規模が大きくなっちゃうと非常にテンポが悪くなるし、仕方ないのかな、とは思ってるんだ。
基本的には時間制限なしなんだけど、一部パートでは時間制限付きのパズルを連続でクリアしないといけないんだ。でも、時間制限付きパズルは5*5マスだから、そんなに大変なことじゃないし、ミスっても直前からやり直せるんだ。
パズルをクリアすると、リザルト画面が表示されるんだ。1話=1ステージには複数のパズルがあって、それらの合計点でステージごとの探偵ランクが決まる。最高はSで、高ランクでクリアすると、[スカウトの記憶]って言うおまけパズルが開放されるんだ。
プレイした感想
ざるたんは暇な時間とか、合間時間の気分転換とかにちょいちょいプレイしていったんだけど、ストーリークリアとおまけパズル制覇するところまでで総プレイ時間は20時間位。ちょうどいいボリューム感だったかな。
良かったところ
まあ、一番はなんと言ってもスカウトがかわいいところだよね。ストーリー進行とともにいろんなことを学習していくんだけど、だんだん人間っぽくなっていくんだ。そこがまたかわいいんだ。
ストーリー面でも、色んな事件がだんだん繋がってく系の構成で、キャラの絡みがコミカルだったりシリアスだったりと結構読み応えがあるんだ。
そして、BGMはなんと「逆転裁判」や「ゴーストトリック」も担当した杉森雅和さんが担当してるんだ。どっちもBGM含めて大好きなゲームだし、本作もとってもBGMが良いんだ。
グラフィックも日本人受けが良い感じだけど、イギリスでもこんな感じが流行ってるのかな、とか思ってたら、キャラクターデザインは日本のクリエイター、玻都もあさんが担当してるんだ。キャラクターとデザインがマッチしててとっても良いと思った。
はーとふるな玻都さんが担当してるから、上の画像(オープニング切り抜き)でもスカウトが鳩に注目してるのかな、なんて「推理」してみたんだ。
残念なところ
さっきも紹介した部分だけど、仕方ないこととは言えピクロスパズルの完成形が全然見えないのが残念ポイント。
また、Steam版とざるたんの環境によるところだとは思うけど、ストーリーパートの選択肢が部分的にマウスじゃないと操作出来ないことがあったんだ。別にそんなに困らないんだけど、一瞬焦るよね。
最後に
総評としては、ちょっと推理ものが好きで、ちょっとパズルをやりたいときにはオススメ出来るゲーム、って感じかな。
推理モノとするには推理要素が少ないし、パズルものとしてプレイするにはパズル要素が足りない、って感じになっちゃう。良く言えばとっつきやすい、悪く言えば中途半端なゲームになってる。
パズルに必死になっちゃうバランスだとストーリーの繋がりを忘れちゃうからちょうど良い、って感じなのかもしれない。
登場人物が個性的で飽きないし変な不快感もない、人間模様的なものも描かれてるストーリーなんかはとても良いから、ちょっとパズルやりたいけど良いのが見つからない人とか、ちょっと推理モノをやりたいけど良いのが見つからない人にはオススメのゲームなんだ。
個人的には、スカウトがかわいいからオススメ。近年のゲームキャラで一番まである。トロ&クロに近いところまで行ってる。
そんな感じ。